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2008.04.20(Sun)
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CPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」でシリコングリースとシルバーグリース「Arctic Silver 5」の比較テストをしてみた

CPUクーラー「HR-01 PLUS」に付属のグリスシルバーグリス「Arctic Silver 5」
昨日CPUクーラーを「ANDY SAMURAI MASTER」へ交換したけど、その時に使ったグリスがCPUクーラー「HR-01 PLUS」に付属していたシリコングリース。どこかに仕舞って見つからなかったシルバーグリス「Arctic Silver 5」を発見したので、折角なので比較テストをしてみた。

上の写真の左側がCPUクーラー「HR-01 PLUS」に付属していたシリコングリス。製品名は不明だが表面に「thermal paste」とある。グリスそのものは白色。恐らくはThermalright社オリジナルのシリコングリスだと思われる。
右側がAinex社のシルバーグリス「Arctic Silver 5」。型番名がAS-05なのでAS-05と略されることもある。実勢価格は1,500円前後とグリスにしては高め。

サブマシンの構成は以下の通り。この構成でグリスだけを塗り替えてアイドル時の温度、シバキ時の温度を比較してみる。

【サブマシンの構成】
M/B:GA-P35-DS4 rev2購入記事初期不良交換の記事
CPU:Celeron Dual Core E1200購入記事
CPUクーラ:ANDY SAMURAI MASTER購入記事
メモリ:CFD ELIXIR W2U800CQ-2GLZJ(PC2-6400-2GBx2)購入記事
VGA:I-7600GST-F5F3購入記事
電源:ZUMAX ZU-450Z購入記事
ケース:Windy製ALTIUM S8 AEGIS2
OS:Windows 2000 SP4

なお、PCケースにはフロントファンが12cmで吸気、リアファンが8cmで排気。それぞれ「鎌フロゥ12cm超静音 (SA1225FDB12L)」と「鎌フロゥ9cm超静音 (SA0925FDB12L)」へ換装してある。電源には吸気ファン12cmが付くが排気ファンは無い。
あと、室温は不明。部屋の温度計がこの時期にありえない29度を示しており、明らかに壊れていた。感覚的には室温は20度程度だと思われる。

まずはCPUクーラー「HR-01 PLUS」に付属していたシリコングリースを使った状態での測定をした。

シリコングリスでの温度。両コアとも36度
アイドル時の温度は両コアとも36度。Core Temp 0.97で測定した。

シリコングリスでのSP2004でシバキ時の温度は44度
続いてマシンに負荷を掛けた状態で計測をする。負荷テスト(シバキ)はStressPrime2004(SP2004)で行った。約20分間シバいた後に、両コア共に44度となった。

なお、昨日CPUクーラーを換装した後、今日の昼までずっとマシンを起動していたため、グリスは十分に馴染んだ状態だと考えられる。
シリコングリスでの測定は終わったのでシルバーグリス「Arctic Silver 5」への塗り替える。

CPUにHR-01 PLUSのシリコングリスが付いた状態
ANDY SAMURAI MASTER」を取り除く。CPUに着いたシリコングリスを拭き取る。

レンズクリーニングペーパージッポオイル
なお、エントリー『「Celeron Dual Core E1200」のリテールクーラーを「ANDY SAMURAI MASTER」へ換装!』でも紹介しているが、グリスの除去には「レンズクリーニングペーパー」と「ジッポオイル」が役に立つ。

グリスを拭い去った状態。
グリスを取り除いた状態。綺麗になるとやっぱり嬉しい。直ぐにグリスを塗ることになるのだが。

CPUにシルバーグリスArctic Silver 5と塗った
シルバーグリス「Arctic Silver 5」を塗った状態。粘性が強く伸びにくいため、根気良く均一に伸ばす作業を繰り返す。

再び「ANDY SAMURAI MASTER」を装着
再び「ANDY SAMURAI MASTER」を装着。2回も同じ作業をすると手馴れてスムーズに作業が進む。

これでシルバーグリス「Arctic Silver 5」への変更作業は完了。続いて温度を測定した。

シルバーグリス「Arctic Silver 5」に替えて起動直後の温度。33度と低温
シルバーグリス「Arctic Silver 5」へ塗り替えた後、起動直後の温度は33度と低温。起動直後でシステムにほとんど負荷がかかっていない状態なのでアテにはならない。

シルバーグリースでのSP2004でシバキ時の温度は44度
次に、同じくSP2004で20分間シバイてみた。結果44度まで温度が上昇した。シバキ時の温度はシリコングリス、シルバーグリス「Arctic Silver 5」共に性能差は無いと言えるかもしれない。

SP2004でシバキ後、しばらく後の温度。36度とシリコングリスと変わらず
シバキ後、しばらく放置してからのアイドル時の温度は36度。シリコングリス、シルバーグリス性能差は無いと言えるのかもしれない。

ケース側面パネルを外して計測。32度まで下がった。
ちなみに、ケース側面パネルを外してみると、32度まで下がった。

数時間経過後に再測定したら35度
数時間起動した状態で放置し、再びCore Temp 0.97で測定したところ35度だった。

SP2004でシバくと41度に留まった。
再び20分ほどシバいてみたが、今度は41度に留まった。

比較テストは以上だったが、アイドル時のCPU温度はシリコングリス、シルバーグリス「Arctic Silver 5」に性能差は見られなかった。むしろシルバーグリスの方がアイドル時に35度~37度を行ったり来たりしており、若干温度が上がったが、誤差の範囲ないかもしれない(気分的には損した気分になるけど。)。
シバキ時にはシルバーグリス「Arctic Silver 5」の方が41度と、シリコングリスでの温度44度よりも3度低かった。だが、これも誤差の範囲と言われればそうかもしれない。
結論を言うと、わざわざ1,500円もするシルバーグリス「Arctic Silver 5」を購入するメリットは、少なくとも自分には無かったと言える。

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Comment

シルバーグリスちょっと塗りすぎじゃないですか?

それのせいで逆にシルバーグリスの性能を落としてると思うんですが。

シルバーグリスは米粒ぐらいの量をCPUの上に出してテレホンカードなどで薄く伸ばしてからの方が良いです。
通りすがり | 2008年12月21日(日) 22:32 | URL | コメント編集

●Re: タイトルなし

アドバイスありがとうございます。
グリスの量については諸説が分かれるみたいですね。シルバーグリスを塗るにあたって色々と調べてみましたが、米粒大の量が良いという意見と、より多い方が良いという意見がありました。

この記事を書いた際もカードの端で塗り伸ばしましたが、シルバーグリスは粘性が強いためかあまり伸びませんでした。

ちなみに記事にはしていませんが、この後も何回か塗りなおしていますが性能差は数値上では現れませんでしたね。
amatoboss | 2008年12月28日(日) 00:09 | URL | コメント編集

●PhenomX4 9950BE

以前、PhenomX4 9950BEを使用してシルバーグリスとシリコングリスの冷却性能比較を行ったことがある。
アイドル時3℃の違いが出て、ロード時は15度ほどの違いが出た。
TDPが高いCPUほど効果は大きくなるようだ。

シルバーグリスは量が多すぎる…。量と塗り方によって結構変わってくるから注意。
趣味人一号 | 2009年07月05日(日) 12:45 | URL | コメント編集

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