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2009.06.30(Tue)
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「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)を使ってみる。ついでに「Wireless Optical Desktop Pro」と比較

「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000 XSA-00026」の外箱
この前購入したMicrosoftのワイヤレスマウスとキーボードのセット「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)を使ってみたのでレビューします。

この商品はどうやら同じ名前でありながらバージョンが幾つか分かれているようです。自分が買ったのは「XSA-00026」という商品番号が付くタイプ。どうやらこれが最新版みたいです。なので、以降では「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)と表記します。

「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)の紹介だけでは物足りないので、今まで使ってきた「Wireless Optical Desktop Pro」とも比較してみます。買い替えを考えている方の参考になれば幸いです。

「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)に同梱のマウス
Microsoft製のマウス・キーボードセットで同じの赤いパッケージの右端には同梱のマウスが露出しています。露出していると言っても薄い透明なプラスティックでカバーされています。
このマウスが「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」、その下にあるUSBメモリーのようなものがトランシーバーの「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」です。

「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)を開けたところ「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)の同梱物一覧
パッケージを開封して、キーボード、マウス他の付属品を並べてみました。大きいパッケージの割には簡素で、キーボード、マウス、USBレシーバーの主用品の他には、ユーティリティが入ったCD-ROMと簡素な取扱説明書。そして単三電池が4本とキーボードの高さを調整するためのゲタ(説明書によると「ソール」)です。

「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」とUSBトランシーバーMicrosoft Wireless keyboard 6000 V3.0
マウスの「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」とトランシーバーの「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」、そしてキーボードの「Microsoft Wireless keyboard 6000 V3.0」です。
トランシーバーの小ささは凄いの一言。後で大きさを比べますが、技術の進歩とは凄いものだとただただ感心。

「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」はお馴染みの5つボタン。左クリック、右クリック、センターホイール、そして左側にある二つのボタンの合計5つ。この使い勝手の良さがついついMicrosoft製のマウスを選んでしまう理由です。

「Microsoft Wireless keyboard 6000 V3.0」は中央手前に向かって大きく緩く波を描くように「U」字型に並んでいます。

キーボードの高さを変えるためのソール
こちらがキーボードの高さを調整する役割を担当するソールです。キーボードの底面に差込み、クルっと回して固定します。
装着できるのは手前の左右と、奥の左右の二つ。つまり手前を高くするか、奥を高くするのか選ぶ訳です。
以前のバージョンでは、キーボードの低部に仕舞われた足を起こして高さを調整していましたが、分離式にしたことはコストの関係でしょうか?
個人的には、このように分離して壊れ難い構造の方がありがたいです。以前に足を起こした状態のキーボードを上から踏んでしまい、足を折ってしまったことがあるので。

USBトランシーバーは 「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」に装着可能
ちなみにUSBトランシーバーの「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」は、マウス「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」の底部に収納可能です。もちろん使うときは外して、パソコン本体に装着する必要がありますが、使わない時にこのように収納できるのは便利ですね。

USBトランシーバー「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」
USBトランシーバー「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」を、昨日ファンを換装したばかりの「AS Enclosure D1」に挿入し、Windows XPを起動します。もちろんBIOSで事前にUSBマウスとキーボードを使える設定に変更してあります。

使用感ですが、まずは上の写真の通りUSBトランシーバーが意外に飛び出ます。床にPCを置いているので、思わず蹴飛ばして折ってしまわないか不安です。背面のUSBポートに刺すことも考えましたが、同じく背後に飛び出すので収納に分が悪そうなので敬遠。これは何らか改善策を打つ必要がありそうですね。

ワイヤレスの操作感は良好。特に電波が届かないということも無いです。狭い部屋なので、あまり離れることも出来ないですが、3m位は余裕で操作が出来ます。これは素直に嬉しい。

それでは操作感も交えて「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)と今まで使ってきた「Wireless Optical Desktop Pro」との比較です。
ちなみに「Wireless Optical Desktop Pro」に付属しているのは、マウスの「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer2.0」、キーボードが「Wireless Natural MultiMedia Keyboard」で、レシーバーが「Microsoft Wireless Desktop Receiver2.0/A」です。

「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer2.0」と「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」の比較
まずは、マウス「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」(上の写真の右側のマウス)と「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer2.0」(上の写真の左側のマウス)との比較です。デザインのスタイリッシュさと近未来性は流石に新しいだけあって「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」に勝負有りです。写真で比べると旧製品の「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer2.0」の野暮ったさが目立ちます。

続いて操作性ですが、「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」左側に備わった2つのボタン(左右のクリック、センターホイール以外)が位置にちょっと難有りです。右親指を置く部分が大きくえカーブを描いて凹んだ形状なので、ボタンを押すときに親指の移動距離が意外に大きいです。そのため、ボタンを押そうとすると、思わずマウス全体を持ち上げる動作になってしまいます。

また、マウスポインターの動きが遅いというか、以前に使っていた「Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer2.0」(上の写真の左側のマウス)と比べると、ちょっと動きがスムーズ過ぎて違和感を感じます。細かいに場所を測定して正確に正確にマウスポインターの位置を描画している感じです。
これは「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」の方が緻密にレーザー反射を繰り返しているからかもしれないです。

「Wireless Natural MultiMedia Keyboard」と「Microsoft Wireless keyboard 6000 V3.0」の比較
次がキーボードの比較です。「Microsoft Wireless keyboard 6000 V3.0」(写真の下側)と以前に使っていた「Wireless Natural MultiMedia Keyboard」(写真の上側)、意外なことに幅は同じくらいです。縦幅が大きく違いますね。「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」の方がコンパクトにまとまっています。

「Wireless Natural MultiMedia Keyboard」が中央から山を描くようになだらかな傾斜を持ってキーが配置されており、方や「Microsoft Wireless keyboard 6000 V3.0」は平坦に配置されています。そのため脇を締めて打つことになり、若干「Microsoft Wireless keyboard 6000 V3.0」の方が打ち辛さを覚えます。これこそ慣れの問題だと言えますので、使いつづければ打ち難さも解消されるでしょう。

最初に戸惑ったのがFunctionキー(F1~F12)です。キー上にキー名がプリントされているのではなく、その上にキー名がプリントされているため、ちょっと分り難かったです。そしてキーが小さくて少々打ちにくい。これも慣れといえば慣れですが、Functionキーはもう少し大きくても良いのではと個人的に思いますね。

そして一番の違いがキーを打つ時に発する音、打キー音。「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」は凄い静か。「Wireless Natural MultiMedia Keyboard」はキーを打つと割と盛大な打キー音がしますが、「Microsoft Wireless Laser Mouse 6000 V2.0」は強く打ってもほとんど音がしません。静音性を重視する場合は重宝しますね。

「Microsoft Wireless Desktop Receiver2.0/A」とUSBトランシーバー「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」の比較
最後がレシーバーの比較です。こうして並べてみると一目瞭然で「Microsoft 2.4GHz Transceiver V2.0」の小ささが際立ちます。対して「Microsoft Wireless Desktop Receiver2.0/A」の巨大さが目立ちますね。

この大きさで27MHz、操作可能範囲が半径1.8mなのですから、USBメモリーと同程度の大きさで2.4 GHz、半径10mというのは驚くばかり。

以上で「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)と「Wireless Optical Desktop Pro」を比較しながら、操作感に触れましたが、まとめると、マウスの5つボタンの内、2つボタンの操作性、キーボードの打ち込みを考慮しても、買い換える価値は十分にありますね。どちらも使っていると慣れれるからです。

何よりも打キー音の静かさと、レシーバーの小ささが魅力的です。レシーバーは省スペース性に大きく貢献しますし、キー音の静かさは音楽を聞いたり、動画を見ながら作業する時に邪魔をされなくて済みます。
キーボードとマウスの買い替えを検討している方は、選択肢の一つに「Microsoft Wireless Laser Desktop 6000」(XSA-00026)を加えてみるのも良いと思います。


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