2009.07.11(Sat)
奈良井宿の鎮神社(長野南部旅行4/9)
奈良井駅から宿場町の奈良井宿を歩き、街道の終わりに行き着くのが「鎮神社(しずめじんじゃ)」です。朱色の鳥居、拝殿が目を引きます。奈良井宿の西端に位置し、高札場と水場「宮の沢」の隣にあります。
中山道最大の難所である鳥居峠の登り口にあり、ここで多くの人々が旅の無事を祈ったそうです。
鎮神社に入る手前に昔に立てられたと思しき、鎮神社の言われが書かれた看板がありました。
元々は流行り病の平伏を祈願するために建てられた神社のようです。中山道が隆盛のころは参詣する武将や商人が多かったみたいですね。8月12日に開催されるお祭りは類を見ないほど厳かなそうです。鎮神社
祭神 経津主命(ふつぬしのみこと)
境内地八百四坪 元和四年此地に難病流行す。住民談合し神祇官に願いて社殿を建て経津主命を奉斎せしに難病忽ち(たちまち)に鎮まるをもいて鎮大明神と号す。此地は中仙道に接し、特に武門武将の通行も多く、病気平癒、害虫駆除等祈願参詣するに格別霊験あらたかなりと称せらるは古来より各地に行商せる奈良井檜物商人達の口伝によるもの多しと鎮大明神霊験記にしるされている。
例祭の神輿渡御(とぎょ)は古代ゆかしき裃(かみしも)姿の若連による三町内の御囃子(はやし)、獅子屋台、武具行列、神輿神馬等、延々と威儀をただした行列が八月十二日正午より夜半に及び一代絵巻を展開する情景は木曾谷中に類例を見ざる祭典行事である。
昭和三十四年秋の台風禍を被り拝殿倒壊し、翌年新築復興を見た。
鎮神社の拝殿と本殿です。拝殿は朱色で、本殿は木造です。派手さと地味さが対比されているようです。
本殿の左隣にやや離れてあるのが幣殿です。
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