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2009.07.19(Sun)
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登龍峠の登龍園地から八丈富士と八丈小島を展望 八丈島旅行(15/21)

登龍峠の石碑
一夜明けた最終日の朝。宿から車を走らせて三原山麓の険しい山道の中腹にある景勝地「登龍峠」の「登龍園地」に到着しました。ちなみに「登龍」は「ノボリリュウ」ではなく「ノボリュウ」と読みます。

登龍峠(のぼりゅうとうげ)

八丈島一周の都道(とどう)の内、末吉(すえよし)と三根(みつね)の間を登龍道路(のぼりゅうどうろ)と呼び、その最後部辺が登龍峠で、晴天には遠く三宅島や御蔵島が望まれ、眼前には八丈富士と八丈小島、眼下には底土港、神湊港(かみなこう)、空港や坂下市街地が一望のものに眺められる八丈島随一の展望台である。昔は三根から末吉に行く時は、天に登る龍のようなつずら折りの急な坂を越えたので、登龍峠と呼ぶようになったという。


登龍峠の景勝地「登龍園地」の看板「登龍園地」にあった展望の説明版
「登龍園地」の看板と、「登龍園地」からの眺望を説明したパネルがありました。ここから西方に八丈富士、八丈小島が、八丈島のやや右側に天気がよければ御蔵島、三宅島が望め、眼下には底土港と市街地が広がるそうです。

登龍園地からの眺望

登龍園地は、古くから八丈富士、八丈小島、底土港など八丈島市街地、遠く御蔵島、三宅島を望む景勝地として知られ、新東京百景にもなっています。

八丈島は最大幅およそ7.5Km、北西-南東方向14.8Kmのひょうたん型をした火山島です。三原山(東山)と八丈富士(西山)の二つの山から構成され、その間に平坦地が開けています。

ここ登龍園地のある三原山の火山活動は数万年前から始まり、約2万2千年前にカルデラが形成されたとおもわれます。前方に見える八丈富士は、江戸時代(宝永4年)1707年の噴火を最後に火山活動を休止しています。

登龍峠の展望
「ノボリュウ」といい、この坂を下方から望むとあたかも龍が昇天するように見えるのでこの名がつけられました。


登龍峠の登龍園地からの展望
左手奥の方に小さな山のように見えるのが八丈小島、その右側にある山が八丈富士です。今日も頂に雲の冠を被っていました。雲が多いため御蔵島、三宅島は見えません。晴天だと八丈富士の右側の遥か遠方に望めるそうです。
八丈富士の裾野の終わりから市街地が広がり、右側前方に見える港が神湊港(底土港)です。

登龍峠の登龍園地からの展望
縦位置でも撮影してみました。デジカメが「GR DIGITAL II」で広角28mmなので、被写体がかなり遠くで小さくなってしまっています。ここで撮影するなら35mm~50mm辺りの広角~標準レンズが良いと思います。

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