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2009.11.16(Mon)
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Owltech Seasonic電源M12シリーズ「SS-600HM」を組み込み、温度比較をしてみた

Owltech Seasonic電源 M12シリーズ「SS-600HM」
CPUを「Core 2 Duo E7500(VT対応版)」に載せ換えたましたのに続いて、電源を昨年2月に購入したabeeの「ZUMAX ZU-450Z」からOwltech Seasonic電源M12シリーズ「SS-600HM」に載せ換えてみます。

M12シリーズの電源は昨年1月にワット数違いの「SS-500HM」を購入して、もう一台のMicoATXのマシン「AS Enclosure D1」で使っていますが、中々調子が良くネットで調べても評判が良いので同じシリーズの600Wの「SS-600HM」を買ってみた訳です。

M12シリーズ「SS-600HM」のパッケージの表側M12シリーズ「SS-600HM」のパッケージの裏側
「SS-600HM」のパッケージはこんな感じです。特長は何と言ってもまずは着脱可能なモジュラーケーブル式である点。不要な電源ケーブルを指さなくて済むので、パソコンケースの中がスッキリと整理できます。
また、定評が高い山洋製ファンを12cmと6cmの2基搭載しており、最大85%の高効率を示す「80Plus」の認証も受けています。その他詳しい情報はメーカーのページに掲載されています。

ちなみに、Owltechからは新しい電源「X-Series」の「SS-750KM」と650W「SS-650KM」が発売されたので、このM12シリーズは値下がりが続いてて、以前に比べて大分買いやすい値段になってきています。

M12シリーズ「SS-600HM」の本体と付属品
「SS-600HM」の箱を開けると説明書とモジュアーケーブルの束、そしてプチプチに包まれた「SS-600HM」の本体が入っています。

M12シリーズ「SS-600HM」の本体
「SS-600HM」の本体がこちら。手前の6cmファンの左側に開いた穴にモジュラーケーブルを差し込みます。マザーボード用 24/20ピン電源コネクタ、CPU用の12V 8ピン電源コネクタ、同じくCPU用のATX 12V 4ピン電源コネクタは本体と繋がっており着脱は出来ません。

M12シリーズ「SS-600HM」と「ZUMAX ZU-450Z」の比較M12シリーズ「SS-600HM」と「ZUMAX ZU-450Z」の比較
「SS-600HM」と今まで使ってきた「ZUMAX ZU-450Z」を比較してみました。左側が「SS-600HM」で、右側が「ZUMAX ZU-450Z」です。大きさは同じで、デフォルトで電源本体と繋がっているケーブルが左右逆で、またモジュラー穴の形状も異なっています。
2年弱の間「ZUMAX ZU-450Z」を使いましたが、安い割には静かでトラブルもなく中々良い電源でしたね。

ケースに組み込んだM12シリーズ「SS-600HM」
という訳で、「SS-600HM」をPCケースに組み込んで、マザーその他と接続してみました。電源の交換は割とすんなり完了。

マザーボード「GA-P35-DS4 rev2」のCMOSをクリア
忘れてはならないのが、マザーボードのBIOSのCMOS情報をクリアを実行することです。
以前にやってしまったのですが、「SS-600HM」は「ZUMAX ZU-450Z」に比べてファンが1つ増えています。このまま電源を入れるとCMOS情報と実際のハードウェアが異なるため、ビープ音が鳴り、起動できません。一度ハードウェア情報を初期化し、もう一度ハードウェア情報を読み込ませ、再構築する必要があります。CMOSクリアの詳しいやり方はこちらのページに詳説されていますので、一読しておきましょう。

ちなみに、自分の場合はいきなりマザーボードのバッテリー電池を抜いてしまいましたが、これは正しいやり方ではありません。ジャンパをショートさせる方法でCMOSクリアをしましょう。

CMOSクリアも終えて、無事にBIOSが起動しOSが起動したところで、温度の比較です。

CoreTempで測定した「Core 2 Duo E7500(VT対応版)」の温度
まずは旧電源「ZUMAX ZU-450Z」で、Core Tempで測定した「Core 2 Duo E7500(VT対応版)」の温度はCore0が43度、Core1が39度です。これはCPUを交換した時に測定したもの。そのエントリーでも書きましたがCPUグリスが上手く塗れていない可能性があるため、Core0とCore1の温度に差があります。なお、環境は以下の通りです。


Core Tempで測定した「Core 2 Duo E7500(VT対応版)」の温度
こちらが電源を「SS-600HM」に換装後に計測した温度です。その他の状況は変っていません。Core0が39度、Core1が34度と4度~5度温度が下がりました。

「ZUMAX ZU-450Z」は12cmファンが1基であるの対して、「SS-600HM」は12cmファン1基に加えて6cmファンが1基増えているので、エアフローに貢献しているのが現れたのだと思います。ただ、その分騒音が以前よりも増しています。静音性を追求する場合には慎重に選択すべき電源であるのかもしれないです。

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