WAREHOUSE（ウェアハウス）のスウェット「Lot401 SLIPPERY ROCK」を購入！ついでに洗濯前後で縮みを測定する

先日購入したWAREHOUSE（ウェアハウス）のスウェットが届いたので早速レビューしてみます。購入したのは「Lot401 SLIPPERY ROCK」という型番で、「Lot401」というのは薄手の生地に使われるロットナンバーみたいですね。

「SLIPPERY ROCK」はスウェットにプリントされている文字で、直訳すると「滑りやすい岩」ということですが、アメリカのペンシルバニア州の同名の大学のことです。

WAREHOUSEのアイテムは数年前に20周年記念ジーンズしか買ったことがなく、これがWAREHOUSEのスウェット初体験。一体どんなスウェットなのか詳しく見てみます。

まず首周りはビンテージを彷彿とさせる両Vのガゼット付き。よく見るとV字を模っている縫い目がV字の先端で交差しています。
同年代の人は記憶に残っていると思いますが、十数年前にカレッジスウェットが流行した時期に、この両Vガゼットがもてはやされましたね。懐かしい。

前面のプリントは、緑色のインクで「SLIPPERY ROCK STATE」とシンプルなもの。プリントに使われているインクはハーフラバーの粘性が強い物らしいです。
WAREHOUSEのスウェットはミリタリー調のプリントが多いというイメージでしたが、この「Lot401 SLIPPERY ROCK」はシンプルなプリントで自分好みです。


袖のリブと裾のリブもビンテージ仕様を踏襲した長めな造りになっています。リブの締め付け具合は中々強めで、簡単には緩むことは無さそうです。


裏地は薄手の起毛生地です。他社製のスウェットでは見たことが無い、滑らかな肌触りとビロードのような鈍い光沢がある質感です。この辺りはビンテージ仕様というよりもWAREHOUSEのこだわりがあるような気がします。


襟後ろにはWAREHOUSEのブランドネームタグが付いています。サイズは42でLサイズに相当します。


WAREHOUSEのスウェットの生地は、和歌山県にのみ現存する旧式吊り編み機で編んだ生地を使っているそうです。そのため洗うと2～4cm程に縮むそうです。洗濯前後でどのくらい縮みが出るのか計測するために、寸法を測ってみました。

【洗濯前】
・着丈（ネックの上から裾まで）：62cm
・身幅（平置きした状態）：56cm
・肩幅（襟中央から肩の縫い目まで）：54cm
・袖丈（肩の縫い目から袖リブまで）：58.5cm

【洗濯択後】
・着丈（ネックの上から裾まで）：58cm
・身幅（平置きした状態）：53cm
・肩幅（襟中央から肩の縫い目まで）：54cm
・袖丈（肩の縫い目から袖リブまで）：54.5cm

素人採寸なので誤差はあると思いますが、着丈でで4cm、身幅は3cm、袖丈も4cmとかなりの縮みが出ました。肩幅に変化が無かったところが不思議です。

このスウェットを上野のアメ横で探していたところ、某店で「サイズ40でも大丈夫ですよ？」を無責任に言われましたが、上の結果からすると40だと大失敗するところでした。普段Lサイズを着ている方は42を選ぶべきでしょう。

WAREHOUSEのスウェットは初めて購入しましたが、細部を見る限りでは造り込みに拘りが見えて所有欲を満たしてくれます。ただ、洗濯後の縮みが大きく特に着丈が短めになってしまう点が好みが分かれるところですね。個人的にはもう少し着丈が長い方が良いなと思います。

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