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2010.03.09(Tue)
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稀代のマジシャン達が彩る奇術の果て「プレステージ」(原題:The Prestige)を観てみた

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どうも映画を借りに行くと一度に数枚借りてしまってまとめて観るというのが習慣になっているなぁという訳で、「ヴィレッジ」に続いて観たのが「プレステージ」(原題:The Prestige)です。

教授の異名を持つ「アルフレッド・ボーデン」を演じるのは「クリスチャン・ベイル」、対してライバル“グレート・ダントン”(偉大なるダントン)こと「ロバート・アンジャー」を演じるのは「ヒュー・ジャックマン」。二大俳優が演じるこの映画が面白くないわけ無い。と言いたいところですが、「X-MEN」と「バットマン」に観えてしまい序盤の水槽シーンでは「ウルバリン!爪を出すんだ!」と思ってしまった(笑)。もちろん映画は期待した通りに面白かったです。

プレステージとはWikipediaをそのまま引用すると「タイトルとなっているプレステージ(Prestige)とは、手品における段階のことで、観客に種も仕掛けも無いことを証明する確認(プレッジ)、パフォーマンスを行う展開(ターン)、そしてマジックショーを完成させる最終段階、偉業のこと」です。

舞台は19世紀のロンドン。物語はボーデンがまさに奇術を終えんとしているアンジャーの舞台裏に忍び込み、そこで二人には曰くがある水槽でアンジャーが溺死する瞬間に遭遇する。斧を手に取り水槽を割ろうとするが間に合わずボーデンはアンジャー殺害の罪で逮捕されていしまうシーンから始まる。

そこから過去へと話は遡り、ボーデンとアンジャーはある奇術士の元で修行をしながら良きライバルとして腕を競っていた。ある日アンジャーの妻がマジックの脱出に失敗し水槽で溺死するという事故が起こる。その水槽こそ冒頭に登場した水槽であり、その妻の手を縄で縛ったのがボーデンだった。そこからボーデンとアンジャーの確執と常軌を逸した競争心に発展していく。

お互いに著名な奇術士として世に馳せていく中、再び運命が二人を決定的に引き合わせる。いや映画風に言うとそれは宿命だったのかもしれない。

あらすじはこんなところで。まず衣装や建物、街の雰囲気が19世紀をよく再現している(ようで)映像美が素晴らしい。そして観客を巻き込んでいくストーリー展開が素晴らしい。二人の切磋琢磨から異常とも言えるライバル心の描き方も素晴らしい。最後のどんでん返し、まさにプレステージと言うに相応しい結末がこれまた素晴らしい。

強いて欠点を言うとアンジャーのマジックの種、冒頭の悲劇の真実が途中で予想できてしまった点ですね。これは勘が良い人ならほぼ当ててしまうと思います。あとはボーデンのトリックの種が古典的だったことですかね。ここはもう少し、他の人達がどうしてそれに気がつくことが出来なかったのかを描いてくれると納得でした。



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