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2007.06.14(Thu)
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検索結果の目線は?Yahoo!とGoogleで違い

Webサイトでユーザの視線がどう動くかというのはWebに関わる人間であれば、誰でも気になったことがあるだろう。
目線の起点に着て欲しいページの導線を敷くことやコンテンツを置きたいところ。

今回はWebサイトではなく、検索結果のページで目線がどう動くかだ。アイレップとジャパンマーケットインテリジェンスが無作為に選んだ76人(男女半々)の被験者を使って実験をした結果だ。

■検索ユーザーの目線はどう動く Yahoo!とGoogleで違い
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/11/news094.html

上記の記事によると、Yahoo!とGoogleで異なるという。
Yahoo!は「関連検索ワード」や「Yahoo!カテゴリ」が注目され、Googleはサイトのタイトルを最初から最後までよく読まれているという傾向だ。

自分の場合は、あまりYahoo!では検索しないが、確かにGoogleの検索結果の方がテキスト中心で読み易いなと納得できる。特に検索キーワードが「タイトル」内で太字で表示され、下線も太字で目を引く。

Yahoo!検索で広告が表示されていない場合、目線は「逆L字型」に動く。検索結果の上に表示される「関連検索ワード」や「Yahoo!カテゴリ」を見るために目線が右に動き、その後目線が左に戻り、検索結果サイトのタイトル先頭部分を下まで流して見る、という動きだ。

 広告が表示されている場合は、目線は上から下に「I字型」に動く。画面上部の広告から、その下にある検索結果まで、タイトルの先頭部分を上から下に見ていくという流れだ。

これはどうだろうか?自分の経験に照らし合わせても、頷きにくいかな・・・・後半の「I字型」に動くというのはなるほどといえなくも無いが。そもそも「広告である」と分かってしまっているので読み飛ばしているのだと思う。

Google検索は、検索連動広告の表示・非表示に関わらず、サイトのタイトルが最後までじっくり読まれていた。検索結果のタイトルを追って目線が右側に動き、その下の説明は飛ばし読みし、次の検索結果サイトのタイトルを最後まで見る

こちらは確かにその通りだろう。

また
著名サイトの直下はクリック率が低くなる傾向
ということだ。

検索結果に対する目線の動きであるが、「広告の存在」(OverTureやGoogle Adwords)が分かっているかどうかで違いが出てきそうな気がする。「広告枠」には必ずしも検索キワードで出てきて欲しい結果(期待)に合う広告が出てくるとは限らない。特に複数キワードを組み合わせて検索している場合は、期待している内容のページは「広告枠」出てこないことの方が多い。つまり広告は読み飛ばされる可能性が高い。
そういう経験がある人、またそういう経験が多い人ほど、が被験者である場合は、実験結果もまた変わってきそうだ。
(ちなみに上の記事で、目線の動きを示した写真がアップされているが、どちらも検索連動型広告が表示されている画面に見せる。「上部だけ」に表示されているかどうかなのだろうか?)

そういえば、写真を見ると検索結果ページを見る目の動きもFパターンをほぼ踏襲しているのね。

■ウェブページを見る目の動きは「F」パターン(GiGAZiNE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060419_f_pattern/

■F-Shaped Pattern For Reading Web Content (Jakob Nielsen's Alertbox)
http://www.useit.com/alertbox/reading_pattern.html

たまにはマジメな記事を書いてみました。まー頭の体操にも良いね。
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