2007.07.05(Thu)
「カレーラムネ」「わさびラムネ」「杏仁ラムネ」を飲んでみた

先日の浜松からの帰りに富士川SAで購入したでネタもの第一弾。「カレーラムネ」「わさびラムネ」「杏仁ラムネ」の3本セット。「これは面白い!」と衝動の赴くままに衝動買いをしてみた。
左から「わさびラムネ」「カレーラムネ」「杏仁ラムネ」の順。「わさびラムネ」は綺麗なエメラルドグリーンで、「カレーラムネ」はほんのり茶色くまさにカレー色。対して「杏仁ラムネ」は白く、杏仁豆腐を彷彿とさせる。飲む前から期待大である。
ラムネ三連戦の始まりである。

「カレーラムネ」のアップがこちら。中央上部のターバンを巻いたインド人風なイラストが「カレー」であることを明確に示している。よく見ると右手にラムネ、左手にカレーを持っている。頭には使い古された「インド人もビックリ」のコピー。
右側には「カレーとラムネの不思議なコラボ」。いやいや不思議すぎるコラボでしょと思わなくもない。左側には「ピリッとスパイス。シュワッと炭酸」と期待を煽りまくる名コピーだ。一体どんな味がするのだろうと胸が躍りに踊りまくる。

コップに注いで見るとしっかりとしたカレー色だ。あの茶色は瓶の色ではなくて、ラムネそのものの色であると証明された訳である。
早速口に入れると途端スパイシーな薫りが鼻を駆け抜ける。
「うぉ!カレーだ!」
まさに「カレー」。まごうかたなきカレーである。カレーの風味の後に続けてラムネのあま~い味が追い討ちをかける。まさに不思議、いや摩訶不思議・不可思議な風味。スパイスとラムネとのコラボレーション。まさにインド人も驚く味だ。だが特に飲めないという味ではない。けど、うーん、一回飲めば十分・・・かな。

めげることなく今度は「わさびラムネ」に挑戦してみる。まず外観は力強い和風な書体で「わさびラムネ」とアピールされている。「俺は辛いぜ!ピリピリッとするぜ!」とアピールしているようだ。

「わさびラムネ」の横に「静岡名産のピリッとした『わさび』と昔懐かしい『ラムネ』の刺激的な出会い」となんとも刺激的な謳い文句が記されている。出会わしちゃった発想の方が刺激的だぜ!と思わなくも無い。

瓶の口の下には「富士山」のイラストと「しずおか名産」と赤字に白抜きで描かれている。「しずおか」と平仮名にする辺りに、「わさび」の刺激との対比を意識してわざと平仮名にしたのでは?と思われる。
青に対する赤、水に対する炎、地球に対する月のような対比である(ほんとかよ?)。

コップに注いでみると、エメラルドグリーンな透き通った綺麗な色。「カレーラムネ」と同じく、液体の方に色がついていた。
カレーはスパイシーだったが、わさびはやはりピリピリと辛さが鼻をツーンと走る抜けるのだろうか?と恐れおののくが、ままよ!っと意を決して口に流し込む。
「これメロンじゃん。」
確かにちょっとピリっとしなくもないような気がしなくも無いけど、どちらかと言うと、スッキリとしたメロンソーダのような味がする。カレーのマイクタイソン(古いなぁ)級なパンチ力に比べたらネコパンチ並みの弱さである。弱いという言い方は良くないけど、それは「カレーラムネ」の後に飲んだからで、「わさびラムネ」単体としては爽やかな後味だし、飲み心地も良く、むしろ美味しい。
結果的に良い意味で拍子抜けだった。

「わさびラムネ」の美味さに後押しされて、最後は「杏仁ラムネ」である。「カレーラムネ」「わさびラムネ」の尋常ではない組み合わせに対して、こちらは「甘い」+「甘い」で凡庸とすら感じる組み合わせだ。
チャナドレスを着込んだ女性のキャラクターが描かれている。「杏仁」というからにはやはりチャイナを意識したのだろう。

瓶口のアップがこちら。「杏仁ラムネ」とはっきりと書かれている。ただ悲しいかな。やはり「カレーラムネ」「わさびラムネ」のインパクトにはかなわない。
「デザート炭酸飲料」という文句が甘さを体現している気がする。

コップに移してみると、案の定白色である。口に含むとまさに「杏仁豆腐」のあの味が口に広がる。
「これは美味い!」と素直に思える味である。杏仁とラムネがここまで相性が良いとは知らなかった。
「カレーラムネ」の異次元的なコラボとは大違い。普通にプレゼントしても全く問題ない味だと個人的には思う。
ところで、この「カレーラムネ」「わさびラムネ」「杏仁ラムネ」を製造・販売しているのは、木村飲料株式会社という会社で、至極まっとうな会社である。
社長の思いつきで製品化したらしいが、こんな企画が通ってしまうなんて何とも良い会社だ。
富士川SAで見るまで全然知らなかったけど、結構有名で売り上げも好調らしい。
そして、Webで検索してみたらネタが大好きなエキサイトの↓なニュースが見つかった。
甘くてツーン、「わさびらむね」
インド人もびっくり「カレーラムネ」登場!
パッケージも面白いし、味も良い(?)。是非飲んで欲しいし、友達や親兄弟へのプレゼントにもレコメンドしたい逸品である。
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