2008.01.31(Thu)
フライトジャケットメーカのWebサイトまとめてみました
FREAK'S STOREの20周年記念Schott別注N-3Bを買ったついでに、主要なフライトジャケットメーカのWebサイトをまとめてみました。
■Pherrow's(フェローズ)
http://www.pherrows.com/
「Pherrow's」は、1990年に代表の志村氏が、フリーダムスリーブやダブルフェイスのパーカといったヴィンテージスウェットを完全レプリカすることでスタートしたブランド。同年にフライトジャケットのL2Aを完全復刻したことで話題となる。フライトジャケットの他に上記のヴィンテージスウェットや革ジャン、スタジャン等のアメカジアイテムを手がけている。
90年代というと、確か95年前後(俺が高校生だったころ!)にいわゆるレプリカモノが大流行した。レプリカジーンズに、レプリカスウェット、レプリカフライトジャケット等々。街を歩けばレプリカに当たるという具合。その5年も前に既に完全な復刻をしていたとは恐れ入る。
また、楽天でPherrow's直営のスマートクロージングストアを運営している。個人的にはMA-1のFirstモデルレプリカが格好良いと思った。
■The REAL MCCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)
http://www.realmccoys.co.jp/
株式会社ザ・リアルマッコイズインターナショナルのブランド。1988年に設立され、フライトジャケットを制作。その後1996年ジーンズメーカのLeeと共同でLee101を開発。翌年1997年にジョー・マッコイというジーンズラインを立ち上げる。業績を順調に伸ばしていたが、2001年に手形不渡に巻き込まれる形で倒産。その3年後にマッコイズの有力代理店であった大阪のショップ「NYLON」の子会社としてリスタートした。
(この辺りの経緯は「FashionPress:ザ・リアルマッコイズ」と「MY!!STANDARD:ジョー・マッコイ ジーンズの色落ちと魅力」に詳しい。特に後者はジョーマッコイの魅力について詳しく触れられている。)
一度倒産しているなんて知らなかったが、当時の僕ら世代のアメカジ好きな奴らにとっては「The REAL MCCOY'S」は後述の「BUZZ RICKSON'S」に並ぶ高嶺の花だった。倒産を乗り越えて今も生き残っていることは素直に嬉しく思う。
入荷情報も発信しているブログもあるので合わせてお読みあれ。
■BUZZ RICKSON'S(バズリクソンズ)
http://www.buzzricksons.jp/
言わずと知れたと言えるほど有名な東洋エンタープライズが送るミリタリーラインのブランド。東洋エンタープライズと言えば、アロハシャツのSUN SURF、デニムのSUGER CANEも有名。3年くらい前に買ったSUN SURFのコットンアロハシャツは落ち着いた雰囲気もあって今でも現役。SUGER CANEのデニムは買ったものの洗濯後にサイズが合わなくなり弟にあげてしまった。
話をBUZZ RICKSON'Sに戻すと、本物に忠実な再現を行なうことで定評がある。N-3B等はシルエットは勿論当時の生地、糸の原料までも再現しようとする気合の入れよう。反面値段は高く、そして服自体の重量も相当なものになる。が、あくまでもレプリカではなく本物を作るという姿勢は物に現れており、見るものを魅了する「魔」のアメカジブランドである。
個人的にはL-2Bがカッコイイと思う。
また、BUZZ RICKSON'Sのセカンドラインとして現代の生地や技術でアレンジした廉価な「UNITED CARR」というブランドもある。詳しくはこちらのエントリーを参考のこと。
なお、東洋エンタープライズの各ブランドの品揃えは上野アメ横のヒノヤが秀逸。是非実際に行って確かめて見て欲しい。また店員さんも蘊蓄の塊のような人が多いので話しているととてもタメになる。
■Schott(ショット)
http://www.schottnyc.com/
Schottは1913年にモーターサイクルジャケット等のレザーウェアの製作、販売で始まった。1928年にジッパーで開閉するライダースジャケットを世界で初めて開発(この辺りの経緯はAll Aboutの『ライダースジャケットの真髄「Schott」』に詳しい)。第二次大戦では米軍にピーコートとボマージャケットを納品。
また高校時代の話で恐縮だが、「HotDogPress」(「ホットドッグプレス」、懐かしい)等の雑誌で散々取り上げられたSchottのピーコートは当時を知る者の間ではあまりに有名。アメ横を歩けば腐るほど売っている店があった。
なお、UENO SHOKAI CO.,LTDが日本輸入総代理店になっている。
昨シーズンはFREAK'S STOREが別注をしたり、AMERICAN RAG CIEやNano Universeも別注をかけていた。
■Alpha Industries(アルファ・インダストリー)
米国サイト:http://www.alphaindustries.com/
日本サイト:http://www.alpha-usa.jp/
1959年に設立された米軍へミリタリージャケットを供給する老舗メーカー。累計出荷数はなんと!4千万枚にも上るという。「Alpha」と言えば「MA-1」を思い浮かべる人は間違えなく30代~20代半ばの人。また昔話だが、上記の95年前後に「Alpha」のMA-1ジャケットは大流行した。猫も杓子もMA-1、石を投げればMA-1に当たるという具合。「MA-1」と言えば「Alpha」の代名詞という位の流行だった。今となればほとんど見ない。どこ行っちゃったんだろう。
■AVIREX(アヴィレックス)
http://www.avirex-usa.com/
1937年「エアロレザーカンパニー」として創業。当初は米軍指定の製造業者であった。1975年に「AVIREX」に社名変更。飛行家(Aviator)を称える空の王様(Avirex)の意味らしい。
個人的な印象は上でも述べた高校時代の記憶に形作られている。つまりはAlphaの二番煎じ的な記憶だ。先も述べたが当時はAlpha、フライトジャケットと言えばAlphaだった。なので、今もってなおどうしてもそういう先入観で見てしまう。もちろんそうではないことは分かっているんだけどね。
こちらも、UENO SHOKAI CO.,LTDが日本輸入総代理店になっている。
■SPIEWAK(スピワック、スピーワック)
http://www.spiewak.com/
SPIEWAKは他のブランドに比べると知名度はイマイチかな?はてなキーワードから引用すると、以下の通り。
そういえば昔A.P.C(アーペーセー)のSPIEWAK別注のダウンジャケットを持っていたけど、オークションで処分してしまった。ちょっと勿体無かったかなぁ。
■Pherrow's(フェローズ)
http://www.pherrows.com/
「Pherrow's」は、1990年に代表の志村氏が、フリーダムスリーブやダブルフェイスのパーカといったヴィンテージスウェットを完全レプリカすることでスタートしたブランド。同年にフライトジャケットのL2Aを完全復刻したことで話題となる。フライトジャケットの他に上記のヴィンテージスウェットや革ジャン、スタジャン等のアメカジアイテムを手がけている。
90年代というと、確か95年前後(俺が高校生だったころ!)にいわゆるレプリカモノが大流行した。レプリカジーンズに、レプリカスウェット、レプリカフライトジャケット等々。街を歩けばレプリカに当たるという具合。その5年も前に既に完全な復刻をしていたとは恐れ入る。
また、楽天でPherrow's直営のスマートクロージングストアを運営している。個人的にはMA-1のFirstモデルレプリカが格好良いと思った。
■The REAL MCCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)
http://www.realmccoys.co.jp/
株式会社ザ・リアルマッコイズインターナショナルのブランド。1988年に設立され、フライトジャケットを制作。その後1996年ジーンズメーカのLeeと共同でLee101を開発。翌年1997年にジョー・マッコイというジーンズラインを立ち上げる。業績を順調に伸ばしていたが、2001年に手形不渡に巻き込まれる形で倒産。その3年後にマッコイズの有力代理店であった大阪のショップ「NYLON」の子会社としてリスタートした。
(この辺りの経緯は「FashionPress:ザ・リアルマッコイズ」と「MY!!STANDARD:ジョー・マッコイ ジーンズの色落ちと魅力」に詳しい。特に後者はジョーマッコイの魅力について詳しく触れられている。)
一度倒産しているなんて知らなかったが、当時の僕ら世代のアメカジ好きな奴らにとっては「The REAL MCCOY'S」は後述の「BUZZ RICKSON'S」に並ぶ高嶺の花だった。倒産を乗り越えて今も生き残っていることは素直に嬉しく思う。
入荷情報も発信しているブログもあるので合わせてお読みあれ。
■BUZZ RICKSON'S(バズリクソンズ)
http://www.buzzricksons.jp/
言わずと知れたと言えるほど有名な東洋エンタープライズが送るミリタリーラインのブランド。東洋エンタープライズと言えば、アロハシャツのSUN SURF、デニムのSUGER CANEも有名。3年くらい前に買ったSUN SURFのコットンアロハシャツは落ち着いた雰囲気もあって今でも現役。SUGER CANEのデニムは買ったものの洗濯後にサイズが合わなくなり弟にあげてしまった。
話をBUZZ RICKSON'Sに戻すと、本物に忠実な再現を行なうことで定評がある。N-3B等はシルエットは勿論当時の生地、糸の原料までも再現しようとする気合の入れよう。反面値段は高く、そして服自体の重量も相当なものになる。が、あくまでもレプリカではなく本物を作るという姿勢は物に現れており、見るものを魅了する「魔」のアメカジブランドである。
個人的にはL-2Bがカッコイイと思う。
また、BUZZ RICKSON'Sのセカンドラインとして現代の生地や技術でアレンジした廉価な「UNITED CARR」というブランドもある。詳しくはこちらのエントリーを参考のこと。
なお、東洋エンタープライズの各ブランドの品揃えは上野アメ横のヒノヤが秀逸。是非実際に行って確かめて見て欲しい。また店員さんも蘊蓄の塊のような人が多いので話しているととてもタメになる。
■Schott(ショット)
http://www.schottnyc.com/
Schottは1913年にモーターサイクルジャケット等のレザーウェアの製作、販売で始まった。1928年にジッパーで開閉するライダースジャケットを世界で初めて開発(この辺りの経緯はAll Aboutの『ライダースジャケットの真髄「Schott」』に詳しい)。第二次大戦では米軍にピーコートとボマージャケットを納品。
また高校時代の話で恐縮だが、「HotDogPress」(「ホットドッグプレス」、懐かしい)等の雑誌で散々取り上げられたSchottのピーコートは当時を知る者の間ではあまりに有名。アメ横を歩けば腐るほど売っている店があった。
なお、UENO SHOKAI CO.,LTDが日本輸入総代理店になっている。
昨シーズンはFREAK'S STOREが別注をしたり、AMERICAN RAG CIEやNano Universeも別注をかけていた。
■Alpha Industries(アルファ・インダストリー)
米国サイト:http://www.alphaindustries.com/
日本サイト:http://www.alpha-usa.jp/
1959年に設立された米軍へミリタリージャケットを供給する老舗メーカー。累計出荷数はなんと!4千万枚にも上るという。「Alpha」と言えば「MA-1」を思い浮かべる人は間違えなく30代~20代半ばの人。また昔話だが、上記の95年前後に「Alpha」のMA-1ジャケットは大流行した。猫も杓子もMA-1、石を投げればMA-1に当たるという具合。「MA-1」と言えば「Alpha」の代名詞という位の流行だった。今となればほとんど見ない。どこ行っちゃったんだろう。
■AVIREX(アヴィレックス)
http://www.avirex-usa.com/
1937年「エアロレザーカンパニー」として創業。当初は米軍指定の製造業者であった。1975年に「AVIREX」に社名変更。飛行家(Aviator)を称える空の王様(Avirex)の意味らしい。
個人的な印象は上でも述べた高校時代の記憶に形作られている。つまりはAlphaの二番煎じ的な記憶だ。先も述べたが当時はAlpha、フライトジャケットと言えばAlphaだった。なので、今もってなおどうしてもそういう先入観で見てしまう。もちろんそうではないことは分かっているんだけどね。
こちらも、UENO SHOKAI CO.,LTDが日本輸入総代理店になっている。
■SPIEWAK(スピワック、スピーワック)
http://www.spiewak.com/
SPIEWAKは他のブランドに比べると知名度はイマイチかな?はてなキーワードから引用すると、以下の通り。
1904年にアイザック・スピワック氏によって創業された設立されたアメリカを代表する老舗のミリタリーブランド。へぇ~「1年後にはその別注モデルが"SPIEWAKオリジナル"でリーズナブルな価格で販売される」なんて知らなかった。「SPIEWAK 別注」で検索すると意外に沢山でてくる。N-3Bの日本別注なんてのもあったりする。
第一次大戦中、アメリカ陸海軍へ製品納入を開始したことから“サープラス・メーカー”として広く認知されているが、その高い機能性に目をつけた「STUSSY」「SUPREME」が毎年アウターを別注している事でも有名。1年後にはその別注モデルが"SPIEWAKオリジナル"でリーズナブルな価格で販売されるため、このモデルを狙って購入する人が急増している。
そういえば昔A.P.C(アーペーセー)のSPIEWAK別注のダウンジャケットを持っていたけど、オークションで処分してしまった。ちょっと勿体無かったかなぁ。
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