2008.04.18(Fri)
メインマシンのPCケースで「AS Enclosure D1」か「AS Enclosure 220HT」で迷う

先月にサブマシンを組上げたけど、メインマシンはまだ組んでいない。組んでいないには理由があってPCケースで迷っているのだ。
メインマシンの構成は以前晒した通り、既に決まっているんだけど、肝心のケースが決まっていなかった。
MicroATXというのは決まっているので、MicroATX規格に限定して色々なメーカのケースをネットで調べたり、レビュー記事を読んだり、秋葉原に行って実際に見たりして絞り込んだのが「Abee」というメーカの「AS Enclosure D1」(写真右側)と「AS Enclosure 220HT」(写真左側)。
(今気付いたけど、Abeeのサイトってディレクトリ名に大文字を使っているんだな。)
重視したのは、第一に見た目。
PCケースは部屋に置いたときに目に付く事になる。特に俺の部屋は狭いので常に視界に入ることになる。常に見ることになるのでそれなりに格好良いものが良い。
第二に小ささ。サブマシンに使っているケースは大きく、場所を取り邪魔である。メインマシンは小さく、場所を取らないものにしたかった。ただし、スリムタイプやキューブタイプはパーツを選ぶので避けた。
最後がエアフロー。サブマシンのケースは随分古いケースであまりエアフローが良くなく窒息気味で、ケース内部の温度が上がりがち。なので、エアフローが効率的で廃熱性が高いものにしたかった。
以上の理由で検討に検討をしまくって絞ったのが上記の二つのケース。比較を分かりやすくするために比較表を作ってみました。
(ちなみに表の作り方は「ブログにtableで作った表やコードを貼るのに便利な2つのTips」で紹介してます!)
ケース名 | AS Enclosure D1 | AS Enclosure 220HT |
---|---|---|
価格 | 29,980円 | 29,980円 |
幅(mm) | 199 | 190 |
高さ(mm) | 399 | 350 |
奥行き(mm) | 319 | 430 |
5.25インチベイ | 2 | 2 |
3.5インチベイ | 1 | 1 |
3.5インチシャドウベイ | 2 | 6 |
HDD最大搭載数 | 3 | 7 |
対応規格 | Micro ATX | Micro ATX |
材質 | アルミニウム合金 | アルミニウム合金 |
フロントファン | 1(12cm) | 1(12cm) |
リアファン | 1(12cm) | 1(12cm) |
USB2.0ポート | 2 | 2 |
IEEE1394ポート | 1 | 1 |
ヘッドフォン出力端子 | 1 | 1 |
マイク入力端子 | 1 | 1 |
こうして見ると「AS Enclosure D1」の奥行きの短さは驚異的。「PCケースWiki」で調べてみても、これが最短の奥行きになる。
対して「AS Enclosure 220HT」は奥行き長すぎ。通常のATX規格のケース並の奥行きだ。
ただ、「AS Enclosure 220HT」はHDDの搭載数が素晴らしい。7機というのはMicroATX規格のケースとしては随一と言える。
対して、「AS Enclosure D1」は3機と少な目。このサイズで3機も載るというのは素晴らしいことかもしれないが。
前面入力端子のUSBポートやIEEEは両者変わらないが、「AS Enclosure D1」は下段の5.25インチベイに光学ドライブを入れると使えなくなってしまう。もっとも俺の使い方では光学ドライブを2台も搭載することはないから問題ではない。
共にフロントファン、リアファンが12cmなのは心強い。エアフローで困ることはないと期待できる。
一番の悩みどころが前面のデザイン。「AS Enclosure D1」のインレットエアホール(前面に空いている無数の穴)がデザイン的にいまいちな感がある。それに埃が溜まりそう。
「AS Enclosure 220HT」のスッキリとした外観と上部及び下部の丸みがあるRの方が好み。
「AS Enclosure 220HT」のデザインで「AS Enclosure D2」を出してくれれば直ぐにでも購入するのに。Abeeさんお願いしますよ!
そうそう、書き忘れたけど両方とも色はシルバーを考えている。「AS Enclosure D1」の前面入力端子の部分は前面入力パネルとは別になっており、外れないようになっており、シャーシにくっ付いており、横から見ると凸状になっている。前面パネルを付けたり外したりすると、凸部分が擦れて塗装が剥れてしまう。
実際に店頭で展示してある「AS Enclosure D1」がそんな状態になっていた。
「AS Enclosure 220HT」のブラックは前面のネジが銀色なので、黒地に銀で妙にネジ部分が目立ってしまう。「AS Enclosure M4」と同じようにネジもガンメタルにして欲しかった。
という訳で、まだまだケース悩みが続きそう。「AS Enclosure D1」に7割方決まっているけど、D2がでそうな気がして中々購入に踏み切れない。



追記
結局「AS Enclosure D1」を購入しました。決め手はやはりそのコンパクトさ。
「AS Enclosure D1」の外部と内部のレビューをしましたのでリンクを貼っておきます。他にも色々とオプションパーツを購入したりしましたので、気になる方は検索してみてください。
abee「AS Enclosure D1」の詳細レビュー(外観編) 1/2
abee「AS Enclosure D1」の詳細レビュー(内部構造編) 2/2
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