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2008.05.02(Fri)
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日本橋のおでんの名店「お多幸」でおでんを食いながら人生を語り合ってきた

おでんの名店「お多幸」
会社の先輩でもあり、人生の先輩且つ独身貴族街道を邁進中の、我が自転車チーム(最近活動休止気味)の「隊長」と久しぶりに会った。隊長と会うのは3月の友人の引越しパーティ以来2ヶ月ぶり。折角なので飲みに行くかと日本橋へ繰り出すことに。

日本橋のシンガポール料理の「シンガポール・シーフード・エンポーリアム」にするつもりが残念ながら移転しており、代わりにおでんの名店「お多幸」に変更。

「お多幸」のおでん。玉子、大根、こんぶ
お多幸」のおでんは1品から注文することができる。上の写真は玉子と大根、そして昆布。おでんの定番メニュー。おでんと言ったら玉子と大根は外せません。
いずれもリーズナブルな値段で流石にサラリーマンの街に店を構えているだけある。汁の色は醤油色で濃く、味も濃い目の甘辛味。個人的にはちょっと濃すぎると感じた。

お多幸」はおでんの他にも、串焼きなどのメニューがあり、酒類もビールはもちろん、日本酒、地酒、焼酎そしてカクテルと豊富に揃っている。

酔いも良い感じで周り、他愛の無い話や旅行、海(シュノーケリング仲間でもある)などの趣味の話から、人生、特に「会社人」としての在り方みたいな話になった。
ちなみに隊長とは全く別の部署で仕事でも関わったことはほとんど無く、今まで上司部下の関係になったことがない。どちらかと言うと年の離れた友人関係という感じ。なので気兼ねなく仕事の話をすることができる。
※ここから下は「お多幸」とは関係無い話が続くの興味が無い方は一番したまで読み飛ばしてください。

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隊長
サラリーマンってのはやっぱり組織の中で生きる術ってのが大事じゃん。

甘党
社内の政治力って奴ですね。

隊長
そうそう、派閥争いもそうだけど勝っている方、上昇気流に乗っている上司に付いて行くってのが大事なんだよ。そういう奴に引っ張り上げて貰う。プレゼント同じで如何に自分を売り込むかってのが必要になるんだよ。

甘党
某携帯キャリアでも、ある部署の責任者が昇進し、それにつれて部下もひっぱり上げられたって聞いたことがあるっすよ。うちの会社も同じですよね。やっぱり上り調子にある上司の部下は同じく上昇気流に乗ってますよね。

隊長
でもバランス感覚ってのが大事なんだよな。あまりに付いて行き過ぎると、片方に体重掛けすぎると、そのままそいつが倒れた時に自分へのフォローができなくなる。倒れたまま立ち上がれなくなる。

甘党
まさに処世術ですよね。最近そういうことが分かってきましたよ。前に居た部署よりも今の部署は遥かに組織立っていますからね。そこが不満でもあるんですよ。組織の壁に阻まれて素早く行動できない。スピード感がない。

隊長
それが当り前なんだよ。それが組織って奴で会社って奴。当然不満は出てくるよ。でもそれと上手く折り合いを付けながらやって行くしか無いんだよな。

甘党
それが組織の中で生きるって奴ですね。東京に異動してからここ1年で身に染みて分かりましたよ。それにしても色々と考えちゃいますよ。俺の部署ではコンシューマー相手にWebサービスをやっているのに、市場動向を見ない、競争相手を見ない、ユーザターゲットを定義しない、日進月歩のWebの世界で戦っているって言う意識が無い。
上司連中は確かに上昇気流に乗っている人たちですが、Webには全く関係無いバックグラウンドですから疎いですね。

隊長
それは仕方ないんじゃない。上司の出身部署に今の部署の動向が左右されるのは。
それに辞めるにしても、今までかなりの年数を掛けて今のポジションを手に入れたわけじゃん。組織の中だから当然競争もあるし、競争に打ち勝って今のポジションまで上り詰めたんだよ。今までの時間と苦労を掛けて手に入れた同じポジションが別の会社に移っても保証される可能性はないじゃん。特に俺の場合はね。
その上司はおまえを引っ張り上げてくれるの?

甘党
それは無いですね。俺は自分の意見をズバっとはっきり言っちゃいますから。多分上司は嫌ってるか扱いにくいと感じていますよ。
今まで投資した時間、人生の見返りが保証されるかどうかってことですよね。なるほど。そういう考えもあるんですね。

隊長
そうそう投資効果だね。投資した見返りを捨ててまで他所へ行く度胸、覚悟があるかどうかだよ。
残るんだったら上手く取り入られるように行動する。残らないなら覚悟を決める。そういうことだよ。
昔はうちの会社は相当酷かったからね。今は随分とマシな会社になったよ。そういう歴史を知っているとそこまで悪いとは思わないしね。

甘党
当然と言えば当然だけど、決めるのは自分ってことですよね。自分の人生だし。良い会社と言えば良いですよね。締め付けがきつい訳でもないし、生産性が低くても首になることもないし。
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居酒屋の片隅でよく見かけるサラリーマン同士の会話と言ってはそれまでだけど、当事者の自分としては中々考えさせられる内容だった。

俺が今居る会社は、ある会社の子会社同士が合併した会社。仮にA社とB社とするのなら、存続会社はA社だが、B社の方が業績が良かったため、上層部の方はどちらかと言うとB社出身の者の方が強い。
今の部署は合併後で唯一A社、B社の出身者が混在している。ミッションはコンシューマー相手のWebサービスを構築し成功させること。
上司の部長・課長共に元A社で出身で、部長がネットワーク関連、課長が基幹系システム部署の出身。俺はB社で主にWebのディレクターと言えば聞こえは良いが、WEb関連の何でも屋をやっていた。

もっとも、B社でもちゃんとしたWeb関連の部署があった訳ではない。俺が入社した時もそして今に至るまで誰も指導・教育する人も体制もなく、Webに関する知識や技術は全て独学で取得してきた。逆にそういう体制が無いと言うことはB社内でも軽視されていた部署でもある訳だ。

ネットワークもシステムも止まらないこと、障害を起こさないこと、品質を保持することが最プライオリティ。それは理解しているが、余りにそちらへ偏り過ぎており、肝心のどういうユーザに何をどうして使わせるか、どのように使い勝手を考えるかということには丸で無頓着。興味も示さない。
CSSもhtmlもJavaScriptにも、アクセシビリティにもユーザビリティにもデザインにも関心を示さない。つまり俺が今までやってきたことは全く評価されておらず、全否定という訳だ。

ここに大きな矛盾を感じている。Webサービス、Webアプリケーションを開発しながら、肝心のWebに関することは全く考慮しないのだ。しかも競業他社に対して如何に打ち勝つか、秀でるかということにも注力しない。後発のサービスでありながら、先行しているサービスより勝っているところなど丸で無い。
他社の成功事例に学ぶこともなく、先進的な新しいWebサービスが日々生み出されているのにその価値を認めようとしない。分かろうとしない。

会社の1組織である以上、投資対効果が大事だと言うのは十分に理解しているが、Webというものを知ろうとしないのだ。

東京に異動して後1年間は我慢しようと耐えてきたが、ここに来てこの矛盾に悩み、上手く消化できずにこの数ヶ月悩んでいた。
今日、隊長と久しぶりに真面目な話が出来てかなりスッキリした。持つべきものは友人と言うが、本当に感謝である。


さて、閑話休題ということで、話を「お多幸」に戻すと、おでんは上に書いた通りで濃い目の味付け。あっさりとしたおでんを想像していると期待を裏切られることになる。
酒はというと、地酒はあまり鮮度が良くない。銘柄は忘れてしまったが2種類の地酒を飲んだが、どちらも鮮度が落ちた日本酒独特の臭いと味だった。日本酒党の俺にはとっても残念。
日本酒と言えば、大塚の「駒串」のがお勧め。相当美味しく鮮度も良い日本酒が飲める。

「お多幸」の「とうめし」
最後のシメはご飯の上に豆腐をのせた「とうめし」。豆腐はおでんと同じ汁で煮込まれており、煮汁がご飯にも掛かっている。
ご飯の量と煮汁のバランスが良くて濃すぎない味。豆腐のあっさり感もあって、スンナリ食べられる。
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