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2008.07.17(Thu)
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Cyber-shot W300とGR DIGITAL2の実写比較レビュー

Cyber-shot W300とGR DIGITAL2の大きさ比較(正面)
この前GR DIGITAL2と簡単に外観と操作性の比較をしたCyber-shot W300で、試し撮りをしてみました。
試し撮りって言っても、帰宅が遅い時間になってしまったため、夜間の撮影です。被写体がちょっとアレなのが申し訳ないですけど・・・・

今回もCyber-shot W300とGR DIGITAL2で撮り比べてみました。ちなみに、Cyber-shot W300がワイド端で35mm、GR DIGITAL2が28mmと焦点距離の違いがありますが、今回はほぼ同じ位置から撮影したので、画角の違いはそのままです。

それでは、両機の写真を比較してみます。

「讃岐うどん丸亀製麺」のお店の描写比較


GR DIGITAL2で撮影した「讃岐うどん丸亀製麺」
被写体は池袋にある「讃岐うどん丸亀製麺」。言うなればうどんのファーストフード店です。安くて味もまぁまぁなので池袋に行って特に食いたいものが無いときはここに立ち寄ります。

で、上の写真はGR DIGITAL2で撮影したもの。撮影データは以下の通りで、3648×2736pxの画像をPhotoShopでリサイズしたのみです。

画質:Fine
画像設定:普通(コントラスト、シャープネス、色の濃さは全て0)
SS:1/30
絞り:F2.4
ISO:400
測光方式:マルチパターン測光
WB:オート
シャープネス:標準
NR:ON

Cyber-shot W300で撮影した「讃岐うどん丸亀製麺」
そしてこちらがCyber-shot W300で撮影した写真。データは以下の通りで、こちらも4224×3168pxの画像をPhotoShopでリサイズのみです。

SS:1/25
絞り:F2.8
ISO:400
測光方式:マルチパターン測光
WB:オート
シャープネス:標準
DR:OFF
NR:弱
カラーモード:標準
彩度:弱
コントラスト:弱
手振れ補正:ON

写真の上手い下手は一旦置いておいて両機の比較ですが、GR DIGITAL2で撮った写真の方がシャープな印象がありますが、所々白飛びしてしまっているように見えます。
Cyber-shot W300の方が柔らかい描写でハイライト部、シャドー部に粘りか感じられ、ラチテュードが広い印象を受けます。

また、これは焦点距離の違いが原因かもしれませんが、Cyber-shot W300の方が解像感が高く感じます。

ちなみにデジカメ歴半年以下ですので、画質云々を語る目を持ち合わせていません。なので「感じがする」という言い回しを使っています。

なお、Cyber-shot W300には手振れ補正が付いていますが、この時はその恩恵をあまり感じませんでした。

「丸」部分の描写比較


続いて、「讃岐うどん丸亀製麺」の部分を切り出して比較してみました。リンク先の画像は等倍のサイズですので、より詳しく確認したい場合はクリックしてみてください。

GR DIGITAL2で撮影した「讃岐うどん丸亀製麺」の「丸」の等倍
こちらがGR DIGITAL2の画像。GR DIGITAL2は高感度時のノイズが多く乗ってってしまう傾向があるため、この画像でもノイズが乗っているのが分かります。
ノイズは乗っているものの、「丸」の縁がシャープに描写しています。そしてやはり白飛びしてしまっている部分が散見できます。

Cyber-shot W300で撮影した「讃岐うどん丸亀製麺」の「丸」の等倍
Cyber-shot W300がこちらの画像です。柔らかい描写になっており、立体感が良く出ています。またノイズも少ないです。
そして、GR DIGITAL2では白飛びしてしまっていた部分が、しっかりと描写されています。例えば「丸」の内側に出来て影の部分です。階調もなだらかに再現できていると思います。

うどんの描写比較


続いて折角なので、うどんも写真に撮って比較することにしました。撮影データはISO、SS、絞り値、マクロ有無以外は先ほどと同じです。こちらもPhotoShopでリサイズのみです。

GR DIGITAL2で撮影した「うどん」
まずはGR DIGITAL2の方から。ISO148、SS1/30、F2.4、マクロというデータです。

Cyber-shot W300で撮影した「うどん」
Cyber-shot W300は、ISO320、SS1/40、F2.8、マクロという撮影データです。

GR DIGITAL2の方はカリっとしたシャープな描写で、色彩もクールな感じです。例えばニッコールレンズのような描写です。コントラストも比較的高く、キリっとした写真に仕上がっています。

対してCyber-shot W300の方は柔らかく、暖色な傾向があります。コントラストは若干低めですが、天カス部分などを見ると、解像感は十分に出ていると思います。

GR DIGITAL2、Cyber-shot W300の描写の違い、特に寒色、暖色の違いはレンズの違いに寄る部分ももちろんあります。
ただ、改めて撮影をした写真を比較すると、、Cyber-shot W300の低ノイズ、高解像度、階調の豊かさ、ラチテュードの広さは、流石に新CCDを搭載しているだけことはあると言えます。

残念なのは、Cyber-shot W300には絞り優先、シャッタースピード優先が無いことです。、Cyber-shot W300のターゲットユーザーはちょっと分からないですが、もう少し玄人向けの機種だったら、もっと撮影しがいがあるのにと思います。
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