2008.08.08(Fri)
GR DIGITAL2の機能拡張ファームウェアVer. 2.10にアップデート!そしてWBがAUTOで蛍光灯の場合に青被りが発生

今更ですが、RICOHのGR DIGITAL2の機能拡張ファームウェアVer.2.10にアップデートしてみました。
機能拡張ファームウェアVer. 2.10
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital2/firmware.html
機能拡張ファームウェアVer.2.10リリースされた時は、まだGR DIGITAL2が入院中だったので、ようやくアップデートした次第。アップデート自体はSDカードをフォーマットしてからファームウェアファイルをコピーするのが若干面倒だったけど、スムーズ且つ無事に完了。
そうそう。ファームウェアのアップデートについては、小容量のSDカードがあると楽だと思う。ファームウェアをアップデートする際はフォーマット、つまり初期化したSDカードを用意する必要がある。友達に見せる場合とか、撮った写真は暫くSDカードに残したままにしたいというケースもあるので、ファームウェア用に少容量で安いSDカードがあると良いだろう。
で、機能拡張ファームウェアVer. 2.10については以下の記事に詳しいです。
「GR DIGITAL II」機能拡張ファームウェア第2弾を試す~ISOオートの感度表示が可能に
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/08/04/8964.html
個人的に「これは嬉しい!」という機能は、ISO感度によってノイズリダクションが設定できるところ。
ISO401以上、ISO801以上でノイズリダクションのON/OFFが設定できるという機能が追加された。GR DIGITAL2は高感度のノイズが気になっていたので、これは嬉しい。
そして、地味に使い勝手が良いのが、シャッター半押し時に「ISO感度が表示」されること。
「AUTO-HI」の設定にしていると、今までは撮影した後に撮影画像を背面液晶で見ることでしたISO感度が確認できなかったけど、機能拡張ファームウェアVer. 2.10にすると撮影前にISO感度が分かるようになる。
最も嬉しい機能が「WBの補正」ができるところ。マゼンタ、グリーン、ブルー、アンバーの4軸からWBを自分でカスマイズすることができるのだ。これは本当に嬉しい。
以前にエントリーで書いた通り、GR DIGITAL2のWBはマゼンタに転びやすいという傾向があった。個人的にはこれはちょっと嫌で、撮影した後にPhotoShopでカラーバンラスを調整することが多々あった。
WBが自分でカスタマイズできるのは本当に助かる。
で、ここからが本題なんだけど、機能拡張ファームウェアVer. 2.10にアップデートした後にWBをAUTOにしていると、光源が蛍光灯の場合に青被りするようになった。

絞り:F2.4、ISO:228、SS:1/30、+0.7補正。WB:AUTOで撮影。

絞り:F2.4、ISO:154、SS:1/30、+0.7補正。WB:白色蛍光灯で撮影。
被写体がちょっとアレだが、一目瞭然。ISO感度が何故か違っているが、ご覧の通りWBをAUTOにした写真が青被りしていしまっている。まるでタングテンフィルムで撮ったかのようだ。
WBを蛍光灯にすれば問題ないんだけど、WBを切り替えなくてはならないのがちょっと残念。急いでいる時とかにWBを切り替えるのが面倒だったりするんだよね。
という訳で、蛍光灯下で撮影する場合はWBも蛍光灯に切り替えて撮影した方が無難です。
ちなみに機能拡張ファームウェアVer. 2.10で追加された機能の使い方についてGRブログの以下の記事が参考になります。
GR DIGITAL II機能拡張ファームウェア第2弾
http://blog.ricoh.co.jp/GR/archives/2008/07/gr_digital_ii2_1.html
アップデートした後に以下の記事を発見。Ver2.10で不具合が発生していたのね。SDカードをまた空にするのは面倒だし、Ver2.11にするのはもう少し先にします。
リコー、「GR DIGITAL II」のボタン操作関連を修正
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2008/08/07/8993.html
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