2008.08.16(Sat)
ケースファン変態紳士「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」をCPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」に装着する


10日ほど前に購入した「変態紳士」の異名を取るケースファン「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」をいよいよパソコンに組み込みます。
組み込むというか正確に言うと換装です。
4ヶ月前にリテールCPUクーラーから「ANDY SAMURAI MASTER」というCPUクーラーに換装んだけど、これに付属していたファンの調子がちょっとおかしくなってきた。時々ブォーンブォーンという異音を発する。おまけに回転数が不定的に上がるらしく、PCケースのサイドパネルがビリビリとビビルくらい。
調子が良い時は全然普通に回っているんだけど、原因不明で突然異音を発するのだ。
こりゃ「ANDY SAMURAI MASTER」の付属ファンが逝きかけているということで換装するファンを探し、評判が「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」を購入した次第。

「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」のパッケージの上側。スペックは回転数1150rpm、ノイズは16dB、風量37.1CFMだ。
もっともメーカーの公称値はあんまり参考にならないのが通例なので参考程度に留めておく。ちなみにこちらのエントリーで「鎌フロゥ12cm超静音 (SA1225FDB12L)」の公称値と比較しています。
もう一つついでに、鎌フロゥ12cm超静音 (SA1225FDB12L)」と「鎌フロゥ9cm超静音 (SA0925FDB12L)」についてはこちらのエントリーで書いています。


「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」のパッケージの裏側の真中に「Gentle Typhoonは、あなたのマシンを音と震動の世界から開放します。」「You can't recogiizethe Gentle Typhoon in your PC by noise or vibration.」という殺し文句が。これはまさに一撃必殺。こんな威力がある殺し文句なんて久々に読んだ。
そしてその下にはGentle Typhoonの特長と仕組みがイラスト付きで書かれています。抜粋というかそのまま転載すると以下の通り。
Gentle Typhoonの特長
■Gentle Typhoon、新たに開発された翼型が生み出す大風量と静音性は、発熱の多い最新の機器を静かに冷やします。(特許出願中)
■Gentle Typhoonは音色が違います。これは、プロペラ回転音の内、特に耳障りな騒音周波数の構造を変えることによって実現しました。
■120角Gentle Typhoonは、大型のモータコアと新モータ支持構造で震動軽減しています。コインダンパーを用いた新支持構造が大きな震動抑制効果を発揮します。(特許出願中)
ちょっと気になるのがスペック表には、イギリス、アメリカ、フランス ドイツ、スペインの国旗と共にスペックがそれぞれの言語で掛かれているのに、殺し文句と特長は日本語と英語のみ。日本と英語圏向けにローカライズされた製品なのだろうか?


透明の薄いプラスティックのカバーを取り外し、「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」本体と付属品が露出。
付属品は、4ピン電源コネクタからファンに電源を供給するためのペリフェラル4Pinの変換ケーブルとファンを固定するネジが4本。変換ケーブルの方はファンケーブルの延長も出来るので便利そうだが、今回は使いません。


「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」の本体の裏側と表側。製品名やスペックがプリントされたシールが貼ってある方が表で、貼っていない方が裏だと個人的に思っている。
ちなみに、シールが貼ってある方に風が吹き出します。

「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」のファンコネクタは3Pin。ファンケーブルは捻じられていないので、装着前にグリグリと捻じりましょう。

さて、話は変わって、CPUクーラー「ANDY SAMURAI MASTER」に装着しているファン。「ANDY SAMURAI MASTER」に付属のファンですが、4ヶ月間使っただけなのに羽にうっすらと埃が溜まってしまっている。定期的に掃除をしないといけないなぁ。
この付属ファンのスペックは、回転数1200rpm、ノイズ25.0dBA、風量68.54CFM。この回転数でこの風量は多すぎじゃない?と思わなくもないが、メーカー公称値なのであまり参考にはなりません。
ちなみに上にも書きましたが、「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」のスペックは回転数1150rpm、ノイズは16dB、風量37.1CFMで、スペック上では風量で大きく遅れをとっている。

そして、あっという間に「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」に換装完了。「ANDY SAMURAI MASTER」は付属のファンクリップ(ファンとCPUを固定する用の針金)を外すだけなので、ファンの換装はとても簡単。
早速パソコンを起動すると、幾分と騒音は静かになったという感じだが、耳をパソコンに近づけるとファンが回っている音がはっきり聞こえる。感覚なので表現が難しいが、想像したよりも大きいかな?という印象です。

なお、CoreTemp0.98.1で測定すると、CPUの温度は39度と37度。なお、CPUは「Celeron Dual Core E1200」です。
「ANDY SAMURAI MASTER」は付属のファンの時の温度を計測するのを忘れてしまったので単純比較はできないけど、4ヶ月前の「ANDY SAMURAI MASTER」は付属のファンで計測した温度は両コアとも36度だった。
「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」で真夏でありながら、この程度の温度であれば十分許容範囲ではないだろうか。
個人的には「ANDY SAMURAI MASTER」の付属のファンが発する異音から開放されただけでも大満足です。



追記
動画をyoutubeにアップしました。動画では「ANDY SAMURAI MASTER」付属ファンからは異音は発していませんが、比べると確かに「Gentle Typhoon D1225C12B3AP-13」の方が静かです。
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Gentle Typhoonは紳士ですが、変態ではないですよ(^_^;)
変態言いたいだけですか。
変態言いたいだけですか。
通りすがり | 2016年08月27日(土) 11:36 | URL | コメント編集
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