2008.08.17(Sun)
三浦半島の城ヶ島の「馬の背洞門」へ行ってきた

城ヶ島灯台を見た後に、続いて「馬の背洞門」という奇妙な岩に行ってみました。
結論から言うと、あまり観光名所としては手入れがされておらず、そして思ったよりも薄くて小さいという印象。まぁ何かのついでに「馬の背洞門」も見に行くというのが一番順当だと思います。


城ヶ島灯台の入口階段を過ぎて、お土産屋が建ち並ぶ路地を突き進みむと、「城ヶ島めぐり 遊び船案内所」に辿り着きました。
案内所にはおじいさんが訝しげにこっちを見ているのを華麗にスルーして、案内所の脇にある、城ヶ島に入って初めて見る「城ヶ島観光案内」の地図を見ると、ここは「ながとろの磯」というところらしい。

そして見上げると標識があり、ここから東方向に進むと「馬の背洞門」という何だか不思議な名前の名所があるらしいので向かうことに。


海沿いの歩きにくい岩場を進むと、遥か遠方に「馬の背洞門」と思われる、丸くぽっかり穴があいた岩を発見。

歩くこと10分ほどでようやく「馬の背洞門」に到着。もっと壮大だと期待したんだけど、ついてみると何だか「薄っぺらい」という印象。
なお、「馬の背洞門」は右側の海に面した大きな穴。左側にも小さな穴があります。

「馬の背洞門」の前にあった斜めに傾いた看板には以下と書いてありました。看板が斜めなのは危険さをアピールするためにワザとこのままののだろうか?
おねがい
馬の背洞門は岩が脆く危険ですから、洞門には立ち入らないでください。
神奈川県三浦市


更に「馬の背洞門」の穴の右側には、「馬の背洞門」とは何なのかのか説明がありました。こちらもそのまま転載すると以下の通り。
馬の背洞門
これは自然が作った海蝕洞窟で長い年月をかけて波浪、風雨等に浸食されてこのような見事な形となったのです。
地層は第三紀層、改新統、三浦層群に属し土質は擬灰質砂礫という軟らかい岩質です。
高さ八メートル、厚さ二メートルで、土地の人は「馬の背洞門」のほかに「めぐり洞門」「眼鏡の洞門」などと呼んでいます。
そのどの名前もみな洞門の形から推して名付けたものです。
明治の文豪、大町桂月はここを訪れて次のように述べています。「馬の背洞門に至る。怒涛脚下の厳を噛む。左は房州。右は伊豆。前には雲の峰聳ゆ。その雲の峰少し薄らぎて中より大島あらわる。馬の背はやがて馬の首となり、長厳海に突出す。云々。」
三浦市

「馬の背洞門」に近づいてみると、穴の向こう側というか、穴の中は直ぐ足元まで波が打ち寄せている。


そしてこちらが「馬の背洞門」とは反対側の陸側にある小さな穴。穴の前にはゴミがそのまま放置。海に行ったらゴミは持ち帰りましょう。基本的なマナーが無い人は海にこないで欲しいです。


「馬の背洞門」の上に上る階段。「岩が脆いです。」と書かれているのに上に登れるというのに矛盾を感じなくもないが・・・
上から見た「馬の背洞門」。こうして見ると丸で「馬の背」には見えないですね・・・・

階段から、更に道を進むと「城ヶ島公園」に通じているような気がしますが、草木が生い茂り、蚊も飛びまくりなので来た道を戻ることにしました。
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