2007.01.01(Mon)
伊勢原の大山に登る
元旦。
大晦日に一人酒をしこたま飲んで、午前3時頃に寝たというのに朝6時半頃に目覚めてしまった。
丁度初日の前。予想では6時55分に日が昇るとのこと。
そのまま眠いまなこを擦り擦りアパートのベランダから初日を拝み、そのまま二度寝、三度寝。
何度寝か分からないくらい寝たり起きたりを繰り返して、ようやく9時くらいに「これじゃ寝正月になっちまう!」と起床。
どうせ実家はその気になればいつでも帰れる距離だし(ここ何年も帰っていないけど)、別に帰省する必要もないなぁっとボンヤリしながらゴロゴロしてたが、「1年の計は元旦にありというし、何かすっか」っと頭を巡らした。
ふっと「そうだ!大山に登ろう!」と思い立った。
思い立ったら吉日。ちょうどアウトドアのジャケットはあるし、アンダーウェアとミドルウェアはスノボ用のものがある。パンツも面倒だからスノボ用に去年買った奴を着用。
ブーツは何年か前に富士山登山した時に使ったレッドウィングのブーツがあるからこれで。
(そういえばこのレッドウィングのブーツは横に変なロゴが入っている今のレッドウィングに変わる前に買った奴だった。価値があったのに・・・もう登山でボロボロだけど。)
カメラはF6、レンズは標準的な45mmと広角ズーム18mm-35mmをセレクト。あまり重いと登山に支障がでそうなので軽めな機材にする。
ささっと荷物をまとめて、着替えて駅に向かう。どうやら伊勢原駅からバスが出ているらしい。
伊勢原駅に降りれば分かるだろうと伊勢原駅で下車したが、いきなりつまずく。「バス停どこだよ?」
駅前の交番で尋ねると、何と直ぐ横だった・・・・
(何とも恥ずかしい。どうりでおまわりさんがニヤついていた訳だ。)
バス停は意外と混みあっておりちょっとした行列になっていた。列に並び
10時55分発の「大山ケーブル」行きのバスに乗車し、大山ケーブルバス停で下車。
取り合えず人の流れに乗って歩く。結構な人である。
「皆登山するのだろうか?あんな普段着で?」と思っているうちに、「大山ケーブル駅」に到着。なるほど、どうもケーブルカーで上まで行けるらしい。
「ケーブルカーなぞに頼るのは『漢』ではない」と勝手に決め付け、徒歩で登山することに。
上っているうちにどうも「女坂」に入ってしまったらしいことに気づいた。
大山という山は登口が二つあって、それぞれ「女坂」「男坂」と呼ばれている。「女坂」は岩がゴロゴロしていて登山の気分が味わえる。それに「女坂の七不思議」というのがあってこれが中々面白い。「子育て地蔵」とか「爪切り地蔵」「逆さ菩提樹」などがある。中でも「潮音洞」というのは耳をすますと潮騒が聞こえるらしいのだが、残念ながら聞こえなかった。
そのままズンズン上って行く。キツイ。息が切れる。
週末にジムに通っているけどほとんど筋肉トレーングや水泳ばかり。走るのが嫌いなので足腰とスタミナが出来ていない。というか社会人になってから運動不足がたたって、やっぱり体力が弱っている。
「大山寺本堂」に到着。取り合えずブラブラと休憩がてら散策をしてみる。どうやら「瓦投げ」があるらしい。
「瓦投げ場所」から谷においてある的(何だか井戸みたない奴)に向かって投げるという。「いっちょやってみっか」と300円を払って2枚セットの瓦を購入。瓦といっても屋根瓦のようなものじゃなくて、500円玉を二周りほど大きくした素焼きの皿である。
早速、投げるが全然かすりもしなかった・・・・
気を取り直して登山再開。休んだので調子よく登っていく。飛ばしすぎて息切れ。息を切らしながらようやく「大山阿夫利神社下社」に到着。兎に角凄い人。人人人でありえない。しかもお賽銭入れるのに行列とか作っちゃったりしている。
ちょっと小休憩して、「ここが山頂なのかな?」って歩き回ると「頂上本社登り口」を発見。凄く急な階段。見上げるだけで怖い。高所恐怖症気味なのである。
うりゃりゃ!っと駆け上がる。休んだからちょっと元気になった。
そのまままたズンズン登って行く。メチャクチャキツイ。
すれ違う下山する人たちから「こんにちは」「おめでとうございます」と声をかけられる。こちらも元気よく(疲れているけど)「こんにちは!」「ありがとうございます!」と返答。
「何でおめでとうございますなんだ?」と疑問に思って、ハタと気づいた。今日は元旦である。だから「おめでとうございます」なんだ。
「ありがとうございます」などと訳の分からない返答をしていた自分が恥ずかしい・・・
駆け上ったり休んだりを繰り返して、富士見台に到着。携帯で写真撮るの忘れたけど、凄い晴れ渡ってて富士山がよく見えた。この景色を見るだけでも来た甲斐があった。
またもやズンズン登って行く。岩がゴロゴロしており思ったより険しい道である。本格的に登山をやっている人にとっては物ともしないだろうけど、素人にとっては中々歩きづらく険しい。
重たくなってきた足を無理やり持ち上げ、身体を押し上げて登る。それでも結構なスペースで登っているらしく、途中で何人も追い抜かしてもらう。
ようやく山頂が見えてきた。身体に鞭打ってラストスパート。本当にダダッっとダッシュしてみた。
13時15分頃山頂に到着。達成感よりも急激に腹が減った。そういえば起きてから何も食べていない。口にしたのは駅で購入したポカリスエットだけ。
山頂売店で豚汁を頂く。500円なり。運動した疲れと相まってとても旨い!
「大山阿夫利神社上社」で初詣をすまし、山頂を写真を撮ったりしてアチコチウロウロすることに。
「見晴台」という看板があったので、「見晴らしがいいところがあるのか!ちょっと行ってみよう!」と道に入る。下り道である。
ドンドン下っていく。結構な距離を下りながら「おかしいな?」っと思った。「ひょっとしてこれって下山道じゃないのかな?」
引き返すことに。
丁度、同じく下ってくる人に尋ねるとやはり下山道とのこと。お礼を言って再び山頂を目指すことに。まったく無駄である。
山頂に到着し、そのまま来た道を戻る形で下山した。「大山阿夫利神社下社」に戻るが、相変わらず人人人である。流石元日混み合っている。
小休憩をして、今度は「男坂」から下る。
男坂は整備された階段がばかりで傾斜はキツイが山道という感じはない。
個人的にはおまけ(七不思議)もある女坂の方が男坂よりも楽しいと思った。
大山ケーブルバス停に戻り、バスに乗車し、電車を乗り継ぎ帰宅。
何とも充実した元日であった。ビール飲んで寝ちゃったけど(笑)
そういや、どっかのスイスでは新年を迎えないデモという訳の分からないデモがあったそうだ。
年末年始からご苦労なこった(おまえもな)。
大晦日に一人酒をしこたま飲んで、午前3時頃に寝たというのに朝6時半頃に目覚めてしまった。
丁度初日の前。予想では6時55分に日が昇るとのこと。
そのまま眠いまなこを擦り擦りアパートのベランダから初日を拝み、そのまま二度寝、三度寝。
何度寝か分からないくらい寝たり起きたりを繰り返して、ようやく9時くらいに「これじゃ寝正月になっちまう!」と起床。
どうせ実家はその気になればいつでも帰れる距離だし(ここ何年も帰っていないけど)、別に帰省する必要もないなぁっとボンヤリしながらゴロゴロしてたが、「1年の計は元旦にありというし、何かすっか」っと頭を巡らした。
ふっと「そうだ!大山に登ろう!」と思い立った。
思い立ったら吉日。ちょうどアウトドアのジャケットはあるし、アンダーウェアとミドルウェアはスノボ用のものがある。パンツも面倒だからスノボ用に去年買った奴を着用。
ブーツは何年か前に富士山登山した時に使ったレッドウィングのブーツがあるからこれで。
(そういえばこのレッドウィングのブーツは横に変なロゴが入っている今のレッドウィングに変わる前に買った奴だった。価値があったのに・・・もう登山でボロボロだけど。)
カメラはF6、レンズは標準的な45mmと広角ズーム18mm-35mmをセレクト。あまり重いと登山に支障がでそうなので軽めな機材にする。
ささっと荷物をまとめて、着替えて駅に向かう。どうやら伊勢原駅からバスが出ているらしい。
伊勢原駅に降りれば分かるだろうと伊勢原駅で下車したが、いきなりつまずく。「バス停どこだよ?」
駅前の交番で尋ねると、何と直ぐ横だった・・・・
(何とも恥ずかしい。どうりでおまわりさんがニヤついていた訳だ。)
バス停は意外と混みあっておりちょっとした行列になっていた。列に並び
10時55分発の「大山ケーブル」行きのバスに乗車し、大山ケーブルバス停で下車。
取り合えず人の流れに乗って歩く。結構な人である。
「皆登山するのだろうか?あんな普段着で?」と思っているうちに、「大山ケーブル駅」に到着。なるほど、どうもケーブルカーで上まで行けるらしい。
「ケーブルカーなぞに頼るのは『漢』ではない」と勝手に決め付け、徒歩で登山することに。
上っているうちにどうも「女坂」に入ってしまったらしいことに気づいた。
大山という山は登口が二つあって、それぞれ「女坂」「男坂」と呼ばれている。「女坂」は岩がゴロゴロしていて登山の気分が味わえる。それに「女坂の七不思議」というのがあってこれが中々面白い。「子育て地蔵」とか「爪切り地蔵」「逆さ菩提樹」などがある。中でも「潮音洞」というのは耳をすますと潮騒が聞こえるらしいのだが、残念ながら聞こえなかった。
そのままズンズン上って行く。キツイ。息が切れる。
週末にジムに通っているけどほとんど筋肉トレーングや水泳ばかり。走るのが嫌いなので足腰とスタミナが出来ていない。というか社会人になってから運動不足がたたって、やっぱり体力が弱っている。
「大山寺本堂」に到着。取り合えずブラブラと休憩がてら散策をしてみる。どうやら「瓦投げ」があるらしい。
「瓦投げ場所」から谷においてある的(何だか井戸みたない奴)に向かって投げるという。「いっちょやってみっか」と300円を払って2枚セットの瓦を購入。瓦といっても屋根瓦のようなものじゃなくて、500円玉を二周りほど大きくした素焼きの皿である。
早速、投げるが全然かすりもしなかった・・・・
気を取り直して登山再開。休んだので調子よく登っていく。飛ばしすぎて息切れ。息を切らしながらようやく「大山阿夫利神社下社」に到着。兎に角凄い人。人人人でありえない。しかもお賽銭入れるのに行列とか作っちゃったりしている。
ちょっと小休憩して、「ここが山頂なのかな?」って歩き回ると「頂上本社登り口」を発見。凄く急な階段。見上げるだけで怖い。高所恐怖症気味なのである。
うりゃりゃ!っと駆け上がる。休んだからちょっと元気になった。
そのまままたズンズン登って行く。メチャクチャキツイ。
すれ違う下山する人たちから「こんにちは」「おめでとうございます」と声をかけられる。こちらも元気よく(疲れているけど)「こんにちは!」「ありがとうございます!」と返答。
「何でおめでとうございますなんだ?」と疑問に思って、ハタと気づいた。今日は元旦である。だから「おめでとうございます」なんだ。
「ありがとうございます」などと訳の分からない返答をしていた自分が恥ずかしい・・・
駆け上ったり休んだりを繰り返して、富士見台に到着。携帯で写真撮るの忘れたけど、凄い晴れ渡ってて富士山がよく見えた。この景色を見るだけでも来た甲斐があった。
またもやズンズン登って行く。岩がゴロゴロしており思ったより険しい道である。本格的に登山をやっている人にとっては物ともしないだろうけど、素人にとっては中々歩きづらく険しい。
重たくなってきた足を無理やり持ち上げ、身体を押し上げて登る。それでも結構なスペースで登っているらしく、途中で何人も追い抜かしてもらう。
ようやく山頂が見えてきた。身体に鞭打ってラストスパート。本当にダダッっとダッシュしてみた。
13時15分頃山頂に到着。達成感よりも急激に腹が減った。そういえば起きてから何も食べていない。口にしたのは駅で購入したポカリスエットだけ。
山頂売店で豚汁を頂く。500円なり。運動した疲れと相まってとても旨い!
「大山阿夫利神社上社」で初詣をすまし、山頂を写真を撮ったりしてアチコチウロウロすることに。
「見晴台」という看板があったので、「見晴らしがいいところがあるのか!ちょっと行ってみよう!」と道に入る。下り道である。
ドンドン下っていく。結構な距離を下りながら「おかしいな?」っと思った。「ひょっとしてこれって下山道じゃないのかな?」
引き返すことに。
丁度、同じく下ってくる人に尋ねるとやはり下山道とのこと。お礼を言って再び山頂を目指すことに。まったく無駄である。
山頂に到着し、そのまま来た道を戻る形で下山した。「大山阿夫利神社下社」に戻るが、相変わらず人人人である。流石元日混み合っている。
小休憩をして、今度は「男坂」から下る。
男坂は整備された階段がばかりで傾斜はキツイが山道という感じはない。
個人的にはおまけ(七不思議)もある女坂の方が男坂よりも楽しいと思った。
大山ケーブルバス停に戻り、バスに乗車し、電車を乗り継ぎ帰宅。
何とも充実した元日であった。ビール飲んで寝ちゃったけど(笑)
そういや、どっかのスイスでは新年を迎えないデモという訳の分からないデモがあったそうだ。
年末年始からご苦労なこった(おまえもな)。
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