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2008.08.31(Sun)
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「SAINT JAMES(セントジェームス)」のサイトがやっとリニューアル!オンラインショッピングができるように!

「SAINT JAMES(セントジェームス)」のサイトがようやくリニューアル!
久しぶりに「SAINT JAMES(セントジェームス)」のサイトを覗いてみたら、何と!リニューアルしているじゃないですか!

しかも念願だったオンラインショッピングも出来るようになっている!今までは「SAINT JAMES(セントジェームス)」サイトでは通販するにはメールかFAXでしか注文できず凄く不便だった。その上カード番号をメールで書いてねというセキュリティ意識が全く無いことまで書いてあって、これじゃ安心して注文できないという酷いものだった。

あまりに不便で酷いものだったので、1、2度メールをして改善のお願いをしたことがある。そして1年くらい前にはこんなエントリーを書いたりしていた。

自分のメールやエントリーでようやくリニューアルしたとは露にも思わないけどリニューアルしてくれたのは正直嬉しい。
今回のリニューアルでどれだけ便利でセキュアなWEbサイトになっているのだろうか?書いていたら想定していたよりも詳細なレビューになってしまった。

トップページの構成


トップページの構成は上部にサイト横断メニューが設けられ、左側にショッピングカートや会員登録、ログインボタン、商品のカテゴリー別メニュー、検索フォームが設けられているオーソドックスな2カラム構成。グリッドを意識したコンテンツ配置になっており、一覧性に優れ情報も取得しやすい。

右カラム中央には、「UNISEX」「LADIE'S」「MEN'S」等のカテゴリー別に説明が書かれた画像が置かれており、クリックで直ぐに該当カテゴリーの商品一覧へ到着できるようになっている。左メニューとは違った導線で目的の商品に辿り着けるのは非常に良いだろう。また、新着商品やセール対象商品を表示し、訴求力を高め、商品への導線がしっかり貼られている。

リニューアル前のサイトに比べたら格段に利便性は向上していると言えるだろう。ただし左側の商品名のリンクが英語表記、フランス語表記だけなのはいただけない。
デザインを優先したためと思われるが、サイトの対象ユーザは日本人であるので日本語表記も併記するか、マウスオーバーで商品の概要が出るとより良いだろう。

検索フォームが設けられたのは非常に良い。検索しても「ホワイト」「白」とユーザが両方入力する単語でも同じ検索結果が出るようになっており、またSAINT JAMES(セントジェームス)は独特な色の名前の商品が多いが、一般的な色名でもヒットするようになっている。商品データ登録時に一般的な色名も登録しているのだろう。この配慮は素晴らしい。

「SAINT JAMES(セントジェームス)」のサイトのトップページ


会員登録・ログインが実装


Webサービスでは当然になった会員登録、ログイン制度が実装されました。これで一度登録しておけばID、PWでログインし、以降は登録した住所や電話番号での注文が出来るようになる。
欲を言えば、今のインターネットユーザは色々なサイト毎にIDやPWを持っているので、新しくIDやPWを覚えるのが面倒という事情がある。
IDにメールアドレスを使うとか、いっそのことOpneIDに対応するとかして、ユーザ負担を軽減してくれると良かった。
(というかマーケティングデータ収集のためにも会員登録制は必須なのに、今までやっていなかったってことはマーケティングも弱いのだろう。)

また、新規登録画面はまだしもログイン画面が別ウィンドウで開くのは勘弁して欲しい。一々面倒だ。またメインウィンドウでログイン状態が分からないのもマイナス。メインウィンドウでログインしているのかしていないのか一目で分かるようにして欲しい。
この辺りは幾つかのWebサービスを参考にすれば分かるだろう。

更には会員規約が貧弱過ぎる。これで本当に大丈夫なのか?たったの5条しかないし、もっとも条文が多ければ良いという訳ではないが、内容が足り無すぎて記載内容も曖昧で突込みどころ満載。商品売買、金銭を扱うECサイトなんだから会員規約はあらゆる可能性を考慮して作るべきだ。

会員規約

第1条 会員の登録
1.入会金・年会費は、無料です。
2.本規約を同意の上、会員登録を行なってください。
3.同じメールアドレスでの複数登録は、無効とします。

第2条 会員情報の変更
住所、電話番号などの会員情報に変更が生じた場合は、当店までお届けください。

第3条 会員の退会
会員が退会を希望する場合には、当店までメールにてご連絡ください。退会手続きの終了後、退会となります。

第4条 本サービスの変更・廃止
当店の判断により、本サービスを変更・廃止をすることが出来るものとします。

第5条 ポイントの有効期限
ポイントの有効期限は2年間とします。


ショピングカートが実装


そして、オンラインショッピングに無くてはならない「ショッピングカート」が実装された。商品を選んで「カートに追加」ボタンを押すと、以下のショッピグカートの中身の画面に遷移するがカートに入っている商品の一覧が出るのは非常に良い、というか当り前。商品名が訳の分からんコードみたいな名前になっているがこれは後述。

SSLに対応したのも当然。今まではおかしすぎた。ただ、ベリサリンなんて高いのでもっと安い証明書(セコムとかさ)でも良かったと思うけどね。一般ユーザは証明書の発行元なんて気にしていないし、SSLは情報漏洩を防止できれば良いんだしね。

ここでもログイン状態が不明なのが気になる。既にログインしている場合はそれを明示して、「安全のためパスワードを再入力してください。」などとした方がユーザビリティに優れる。

「SAINT JAMES(セントジェームス)」サイトのショッピングカート


商品一覧ページ


商品の一覧ページでは、カテゴライズされている商品の概要と、該当する商品が写真付きで一覧で表示され、どのような商品があるのかビジュアルで把握できるようになっている。
また表示方法は「写真のみ」と「説明付き」で切り替えられるようになっており利便性が高い。
ただし、「写真付き」の場合では商品名に意味不明なコード、例えば「 #OB001」となっている。恐らくは商品毎に付けられた連番だろうが、ユーザは初見では意味が分からないし、商品コードであるならば「商品コード」などと明記すべきだ。

「SAINT JAMES(セントジェームス)」の商品一覧ページ


商品個別ページ


そして商品の個別ページでは、商品の概要と写真、サイズ選択、数量選択、ショッピングカートに入れる、この商品について問い合わせる、友達にメールで勧めるというECサイトには一般的にある機能が備わっている。
また、「SAINT JAMES(セントジェームス)」の商品のサイズは今まで分かり難かったが、各サイズの着丈、袖丈、肩幅が示され、また「日本の目安のサイズ」の一覧表が載せられ非常に分かりやすくなった。

ただ、一つ残念なのが「在庫の確認」。当該商品の在庫状況を調べるのにいちいち「在庫を確認する」ボタンを押下しなければならずこれが非常に手間だ。
ユーザは目的の商品が一つだけであるならば、一回在庫を確認してそのまま購入に進むか、離脱していくかのいずれかだが、複数の商品を購入する意欲があるユーザや比較検討をしたいユーザは、それぞれの商品毎のページを開き、いちいち「在庫を確認する」をクリックして、自分が希望するサイズの在庫があるかどうか確認しなければならない。

折角サイズの一覧表を作ったのだから、ユーザの確認要求、確認頻度が高い在庫状況も一覧表示するべきだ。
表示箇所は、サイズ一覧表は一度分かってしまえば何度も見るものではないのでその上に表示すべきだろう。

「SAINT JAMES(セントジェームス)」の商品個別ページ

ソースコード


hmtlはHTML 4.01 Transitionalに準拠し、大枠のレイアウト、ヘッダー、フッター、そして新着情報の箇所等でtableタグが使用されている以外は、divやul、dl等のタグの使われている。見栄えはCSSで行なっている。id、classの命名も一般的に使用されているもの。

リニューアル前のtableをネストしまくりのソースコードより格段に容量が少なくなり、またCSSで見栄えが行なわれているのでレンダリングスピードも格段に向上している。

あと、余計な情報かもしれないが、恐らくホームページビルダーで制作されたような痕跡がソースコードのアチコチに見られる。

RSSの実装


今やどんなサイトでも当り前になりつるあるRSSによる情報発信も備わっている。RSSのアドレスは「http://www.shop-st-james.jp/hpgen/HPB/rss.xml」であり、IE7やFireFox等のRSSを確認できるブラウザであれば直ぐに購読の手続きに進める。

ただし、RSSファイルのtitleには例えば「#CRN001」という商品コードが入ってしまっている。ユーザがどんなRSSリーダーを使っているか不明であり、中にはタイトルしか表示しない設定をRSSリーダーにしている場合があるので、タイトルはより更新内容を端的に示すものにした方が良いだろう。


という訳で簡単に書くつもりだったのに、書き終わってみれば偉く長いサイト批評になってしまった。結構厳しいことは言いつつも、 「SAINT JAMES(セントジェームス)」がリニューアルされたのは素直に嬉しい。

「SAINT JAMES(セントジェームス)」は中学生の頃から愛用しているので、これからも面白い配色のボーダーシャツを展開していって欲しいです。

一つ気になるのは、商品カテゴリのところで「MORLAIX(モーレ」が見当たらないこと。「MORLAIX(モレー)」はウェッソンよりも薄手のコットン生地で出来た、春秋のちょっと肌寒い時に大活躍するボーダーシャツです。ひょっとしたら廃盤になってしまうのだろうか?ちょっと心配です。

■追記
このエントリーをあげた日にお問い合わせのページから「MORLAIX(モーレ」の取扱は止めてしまったのか?と問い合わせしましたが、9/6現在でも返信がありません。
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