2008.09.21(Sun)
ベトナム好き集合!代々木公園の「ベトナムフェスティバル」に行ってきました!


21日、22日の土日で代々木公園で開催されたベトナムフェスタに行ってきました。
代々木公園ではタイフェスタやインドフェスタ、ジャマイカフェスタと色々な国のフェスティバルが開催されるんだけど、今年は4月のタイフェスタ、去年はジャマイカフェスタとスリランカフェスタ、とタイミングが合えば行くことにしています。
ちなみに、ベトナムへはもう4、5年前に南はホーチミンから北のハノイまで1週間で車、飛行機を乗り継ぎ縦断旅行をしたことがあります。
もちろん、ただ縦断しただけじゃなくて、途中途中で、世界遺産のハロン湾、これも世界遺産に登録されているホイアンの日本人街、これまた世界遺産のフエの建造物群を訪れたり、ハノイで水上人形劇を鑑賞したり、そうそう、旅行した時は偶然にもベトナムの旧正月を祝うお祭りを体験しました。
向こうのお祭りは中国文化の影響を受けているので、獅子舞やドラゴンが舞い、バクチクが鳴り響き、街全体で祝う、それはそれは盛大で華やかで見事なお祭りでした。
書いていたら色々思い出してまたベトナムに行きたくなってしまった。ベトナム旅行は楽しかったけど、現地の旅行ガイドが最悪だったのが玉に傷だったなぁ。
閑話休題ということで、ベトナムフェスタの話に戻します。
残念ながら天気には恵まれず、本州に接近中の台風の影響で朝から豪雨が降り注ぐという最悪な天候。本当にバケツをひっくり返したかのような土砂降りで、風が無いのがせめてもの救い。
正直あまり気が進まなくもあったけど、今回を逃すと来年まで待たないと行けないので雨天決行ということで意を決して出発。
折角なので代々木公園駅から代々木公園までの道筋も紹介します。


千代田線の代々木公園駅で下車し、4番出口の階段を上ります。
階段の手前には、最近ネットの一部で話題になっている、電車内でリュックを背負って立っている男性が席に座って膝の上におにぎりを広げている女性と話し込んでいるイラストのポスターがありました。
「山でやろう」というコピーが秀逸。コミカルな絵とは裏腹な、シニカルな内容との対比が良く考えられているな。

代々木公園の4番出口から地上に出ると目の前の通りが「井の頭通り」です。駅を出て左に進むと、井の頭通りと国道413号線の十字路があります。
通りを挟んだ向かいに代々木公園前交番があるので分かりやすいです。十字路を左へ曲がり、国道413号線の坂を原宿方面に向かって上って行きます。


7、8分歩くと賑やかな喧騒が聞こえてきて、代々木公園に到着です。フェスタにはお馴染みのゲートをくぐると、会場は意外と閑散としていて人影もまばら。やっぱり天候の悪さが出足にも影響をしているみたい。
ゲートから直ぐのところに世界遺産「ハロン湾」のブースがありました。
「ハロン湾」では海から突き出た奇岩を船にのって巡ることができるツアーがあります。お勧めは「ドラゴンボート」で巡るツアー。ドラゴンボートは文字通り「龍」を模した船で、老朽化で沈むんじゃないの?という恐怖感と共に「ハロン湾」の名勝を堪能できるツアーです。

代々木公園の中央ステージには意外に結構な人だかりが出来ていました。ステージ上では何かイベントが開催されていましたが、残念ながらよく見えず。
フェスタといったら、まずは食べ物。東京を中心とした飲食店が出店してて様々な異国料理を楽しむことができます。今回は、ベトナムフェスタなのでベトナム料理店が大集合。
ただ、同じものでもお店によって随分値段が違うので要確認です。フォーも300円のお店もあれば600円のお店もあります。もちろんお店が違うので、手間の掛け具合や具材の仕入れにもよっても売価は変わってくるのは当り前ですが、複数のお店で値段をチェックしてから買った方が、「向こうの方が安かった!」とショックを受けずに済みます。
あと、一番価格差があったのがビール。ベトナムビールじゃなくて日本の缶ビール(アサヒスーパードライとか)を500円で売っているお店があったり、300円のお店があったりと同じ缶ビールなのに値段の幅が随分ありました。品質にはほとんど差が無いはずなので、缶ビールは安いお店で買った方が絶対におトクです。


まずは、ベトナムサンドウィッチの「バンミー★サイゴン」。ベトナムサンドウィッチはフランスパンに色々な食材を挟んで食べるサンドウィッチ。
元々ベトナムはフランス領だったのでフランス文化の影響を受けています。このサンドウィッチもそうで、フランスパンにアジア的な食材が挟んであります。亜洋折衷のサンドウィッチです。
「バンミー★サイゴン」では先にお金を払ってレシートを受け取り、レシートを見せてサンドウィッチを受け取るというシステムでした。フェスタのお店では珍しい仕組みです。

こちらが「バンミー★サイゴン」のベトナムサンドウィッチ。中の具材はハムにコンビーフ、タマネギ、ニンジン、きゅうり、そしてパクチー少量、唐辛子少量で、味付けはほとんどなく具材の味を楽しむ感じ。
これで500円なので値段だけだと高い気もしなくはないけど、「バンミー★サイゴン」では会計をする人とサンドウィッチを作る人は別になっていて、サンドウィッチを作る人は透明のビニール手袋を着けて作っていたので衛生的。手間と人を考えると妥当な値段だと思います。


続いては、「ベトナムの料理の鉄人」のコピーと鉄人と思われる写真が目立っていた「美食ベトナム」の「フォー・ガー」。「フォー・ガー」は鶏肉が入ったベトナム麺料理「フォー」のことで、「ガー」は鶏肉のことです。
あっさりとした味付けで、具は輪切りになった鶏肉と、薄切りのタマネギと刻んだネギ、そして少量のパクチーです。パクチーは日本人では苦手が人が多いためか、風味が弱くあまり香りがしないものでした。
ちなみに、ベトナムの料理の鉄人は15年の実績があるらしいです。看板に書いてありました。


そして、フォー専門店「PHONAM(フォーナム)」とベトナム料理「ChaoNam(チャオナム) 」の共同店舗で、ベトナムビールの「BIA SAIGON SPECIAL (ビア サイゴンスペシャル)」を購入。500円とちょっと高いビールです。これはお土産にしました。


まだまだ食べたり無い!ということで、本場ベトナム料理「サイゴンレストラン」で、甘辛いタレに漬け込んだ豚肉の串焼きを頂きます。甘い辛いタレで、時折ピリっとした辛さが美味しい。


最後がベトナム料理の「オーセンティック」で、豚挽き肉をレモングラスで炒め煮込んだそぼろが掛かったご飯。これも少量のパクチーが乗っています。そして日本のそぼろご飯宜しく薄焼き玉子焼きの細切りが乗っていました。
あまりレモングラスの風味はしなかったけど、濃い目の甘味が強い味付けがご飯と絡んで美味しかったです。


ご飯を食べた後はベトナムコーヒー。試飲なので無料でした。
「TRUNG NGUYEN(チュングエン)」というベトナムコーヒーで有名なメーカーのものでしたが、無料なのに贅沢言っちゃうけど、練乳が入っていないとあまりベトナムコーヒーという気がしないのは俺だけかな。やっぱりベトナムコーヒーには練乳は必須だと思います。
フェスタのもう一つの魅力は雑貨屋。大小さまざまな雑貨屋が軒を連ねるんだけど、ベトナムフェスタでは雑貨屋は少なめでした。雑貨屋の多さではやっぱりタイフェスタが一番ですね。
あと、ベトナムフェスタでは雑貨の値段がちょっと高め。輸入しているから高いのは分かるんだけど、現地よりも随分高い。その上タイフェスタの雑貨屋のお値段と比べても高い。
街の雑貨屋さんの方が安い場合もあるので、ベトナムフェスタで雑貨を買うときはよくよく考えてから買った方が良いかもしれない。


ベトナム食材「アジョイン」では、食材店なのに意外なことに小物が売っていました。上の写真はシュシュです。一つ100円という廉価。時間が時間だったのであまり種類はなかったけど、可愛い柄のシュシュがありました。


そしてシュールなのが魚醤のニョクナムのキーホルダー。プラスティック製のキーホルダーで、ベトナム料理やタイ料理では無くてはならないニョクナムの瓶を模しています。これでお値段100円。あまりにシュールなので3つも買ってしまいました。


最後が水上人形劇に使われる人形のミニュチュア。ミニュチュアと言ってもちゃんと腕や足が稼動するようになっています。勢いで買ってしまおうかと一瞬思いましたが、意外と値段が高くて踏みとどまりました。
ハノイの水上人形劇では、これよりも全然大きい人形がまるで生きているかのように動き回り、人形とは思えない本当に躍動感がある劇が鑑賞できます。
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