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2008.11.20(Thu)
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スコッチグレインの革靴を手入れしました

履いた後に手入れをしていなかった靴手入れが完了した革靴
この前のサドルソープでREDWINGのブーツを洗ったのに引き続き、革靴の手入れ方法を書いてみました。

この革靴は俺が愛用している日本の靴メーカー「SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)」のもので、御殿場のアウトレットで購入したものの、微妙にサイズが合わずに人にあげることにしました。サイズが合わないと言っても何度も履いているのでそれなりに着用感はあります。

で、あげる前に折角なので手入れの過程を写真に撮ったままで放置していたのでこの機会にアップしてみます。
ちなみに手入れ手順はこちらのエントリーで書いた手順の通りですので併せて読むと分かりやすいかもしれません。

履いた後に手入れをしていなかった靴
これが手入れ前の革靴の状態。厳密に言うとブラッシングをして「ステインリムーバー」で汚れを拭き取った状態です。
一目見ただけでは履き皺があるだけど、割と綺麗に見えますが細かく見ると案外ダメージがあります。

つま先のコバは傷ついて地の色が見えています親指の付け根に当たる部分には擦り傷があります
爪先のコバは擦り傷があり地の明るい茶色の部分が露出しており、親指の付け根辺りにも擦り傷があり色が剥げてしまっています。コバにも細かい傷が付いてしまっています。

M.モゥブレイのデリケートクリームデリケートクリームを塗った後の革靴
ブラッシングをして「ステインリムーバー」で汚れを拭き取った後は、栄養クリームで革に栄養を与えます。愛用しているのは「M.モゥブレイ」の「デリケートクリーム」です。
これを適量を指に取って革に塗りこんでいきます。自分の場合は人差し指の指先位を目安の分量として2~3回を塗りこみます。1回塗ったら塗っていない場所を塗ってを繰り返し、靴全体に栄養が行き渡るようにします。忘れがちなのがベロの部分です。靴紐を解いてしっかりとベロにも塗りましょう。
右側の写真が塗り終わった後です。心なしか靴に艶が出てきた印象があります。

M.モゥブレイの補色クリーム補色クリームを塗った後の革靴
次は革に補色クリームを塗ります。ここでも同じく「M.モウブレイ」の補色クリームを使います。この場合の色は「ミディアムブラウン」です。靴の革の色と全く同じ色ではありませんが分量に気を付ければ変な色になることはありません。色剥げが隠れるように薄く塗れば十分ですので、部分的に補色クリームで色を加えていきます。全体的に塗る必要はありません。
補色クリームを塗り終わった後が右側の写真です。

コバインキ(茶色)手入れが完了した革靴
最後に塗るのがコバインキです。コバインキとはコバに塗るための専用インクです。コバインキは艶があるのでコバが剥げている部分だけに塗るとそこだけツヤツヤと目立ってしまします。コバ一周を全体的に塗るようにしましょう。なお、塗る際はコバからはみ出して革に色が着かないように細心の注意を払いましょう。
ちなみにこれも靴に合った色を塗りますが、コバイキンキはそれほど種類はありませんので、黒色と茶色を持っていくと何かと重宝します。

コバの傷も綺麗に隠れ新品のようになりました親指付け根付近の傷も目立ちません
手入れが終わった状態の爪先と親指の付け根部分です。コバの剥げも綺麗になり、擦り傷も上手く隠れました。手入れ前の写真と比べると一目瞭然に綺麗になっています。
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タグ(ブログ内検索もできます)革靴 手入れ スコッチグレイン SCOTCH GRAIN

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