2009.02.03(Tue)
ホームビデオで撮影した映像が続く話題作「クローバー フィールド」を観てみた
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「ザ・セル」に続いて観たのが「クローバーフィールド」。リリース当初は話題になりましたが元々あまり映画は観ない性質なのですっかり忘れていました。あまり期待をしないでフンフンと気乗りしないで観ていたんだけど、続くにつれて食い入るように観て切ってしまいました。
映画はマンハッタンの高級アパートの一室で開催されているパーティのシーンから始まります。アパートというと日本ではワンルームアパートを想像しちゃうんだけど、日本で言うところの高級マンションです。
このパーティーはボブというイケメンな主人公が日本の副社長として栄転するのを祝うパーティー。「日本」というところが日本人として近親感を感じてしまうところです。
このパーティーシーンが冗長だし「かったるいなぁ」と感じていたのですが、実は登場人物やその後の展開で重要なシーンなので見逃さないのが大事です。
で、パーティーが宴もたけなわという時に突然の轟音と地震のような揺れが発生し、アパートの外に出てみると飛んで来たのが自由の女神の頭。そう遠くも無い場所では爆音と爆発の光が見え、尋常なない事態が発生していることが分かる。一体何が起きているのか・・・・とこのエントリーで書くのはここまで。
この後は息詰まる展開が続き、主人公のボブと行動を共にしていた人達がそれぞれ違った理由で1人1人脱落していく。そしてラストシーンの後で冒頭に戻るという訳です。
前評判が高かっただけあって、テンポよくストーリーは進み観客を飽きさせない迫力ある映像で食い入るように魅入ってしまいますが、ラストになっても結局謎は解明されず。一体アレは何だったのだろうか?という疑問は残ります。
そして、最大の疑問なのはホームビデオがあんなにバッテリーが持つのかという点とビデオテープってあんなに長時間撮影できるの?という点ですね。テープはまだしも、映画の中ではライトを付けたり、ズームを駆動したりしているんだからもっと電池が減るのが早いはずと思うのですが、どうなんだろう?テープ式だからテープを巻き取るモーターも駆動しているしね。
その点がちょっと解せなかったですね。
あと、生命の危機に瀕しているのに何でわざわざビデオを取りに行くの?というシーンも解せないですね。普通に考えてまず命だろうと思ってしまいます。まぁ映画なのでそこまで突っ込みを入れる必要はないかもしれないですが、その点がちょっと現実感を損なっているかなと感じた次第です。
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