2009.03.01(Sun)
心温まるハートフルストーリー「最高の人生の見つけ方」(原題「The Bucket List」)を観てみた
![最高の人生の見つけ方 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51o9AVxAK9L._SL160_.jpg)
昨日は動き過ぎたので、今日はインドアでまったりと過ごそうという訳で、DVDを幾つか借りてみました。その一つが「最高の人生の見つけ方
邦題からすると最高の人生を作る方法な内容なのかと想像してしまいそうですが、そんなことは全く、というかほとんどありません。ですが個人的には感動する名作でしたね。
ちなみに原題の「The Bucket List」の「Bucket」はそのものずばりの「バケツ」のことです。何で「バケツリスト」かと言うのはスラングで「Kick the bucket」は首吊りの時に踏み台になっているバケツを蹴る、つまり死ぬという意味だそうです(ここを参考)。
ストーリーは、モーガン・フリーマン演ずる自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)が末期癌で余命6ヶ月であることを宣告され、エドワードが経営する病室の相部屋になったことから展開が広がっていきます。
大学を中退し家族と友人に囲まれて一見幸せだが、内なる心には若いときの夢を忘れられずに人生を終えようとしているカーター。方や事業に成功して大金持ちで傲慢で毒舌だけど、他人を信用せずに心許さずに孤独に耐え続けるけるエドワード。
正反対とも言える人生を歩んできた二人が、同じ癌という苦しみを共通項に次第に打ち解けあい、カーターがメモに余生でやるべきことを記したリスト=「The Bucket List」を元に二人で旅に出ることとなる。
世界中を旅するうちに二人の間にはかけがえの無い友情が芽生え、リストを一つ一つ達成してゆく。世界各地の壮大な風景も美しいが、何よりも二人の名演技に裏付けれた生きる者のひたむきな姿が心に響く。
最後は奇跡は起きずに二人は死地へ旅立ってしまうのだけど、全く悲壮感は無く観ている者を不思議な充実感で満たしてくれる。
穿った見方をすると、ややすると荒唐無稽なストーリーだし、エドワードが金持ちでなかったら成り立たないストーリーではあるけれども、「生きる意味」というものの大事さを考えさせてくれる内容でした。
月並みな言い方で「後悔先に立たず」と言うけれど、作中にも出てくる「行動をした結果の後悔よりも、行動しなかった後悔の方がずっと大きい。」という言葉に人生の真理がありそうな気がします。
ちなみに「行動したことによる後悔と、行動しなかった後悔の方が大きい」というのは心理学の研究でも証明されているそうです。
更にちなみにですが、ジャック・ニコルソンの毒舌っぷりは「恋愛小説家
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